先週金曜日~日曜日は、まさに東京マラソンどっぷりの3日間でありました。
まずは金曜日。
前エントリーにて意味深に書いてしまいましたが、「TIMEXからお呼び」っていうのは、今年のTIMEX RUNNING CLUBのスポンサーであるダンスキン様にロゴ入りのウェアを作ってもらったので、去年メンバーでウェア着てデモンストレーション・ランをしましょう、というお話だったのでした。
で、そのウェア(
これ。グリーンのグラデーションがきれい)をもらえるということで、嬉しく駆けつけたわけです。
ところが金曜夜はあいにくの冷たい雨。
ランは中止、「ウェアを着て場内をうろうろしててください~」というミッションに変更となり、特に誰とも誘い合わせずにひとりで参加した私、結構キツい状況でありましたが、1時間ほど広告塔のお勤めを果たし(役立ったかどうかは不明・・)、久しぶりに去年のメンバーと再会し、双子モデルにして超速ランナーである
アン☆ドゥのお二人と一緒に写真をとっていただいたりしました。

土曜日は姉の事前受付に同伴、私服にて、思う存分、東京マラソンEXPOを満喫。

この雷門ゲートの向こうはランナーしか入れない受付エリア。

ゼッケンと参加賞Tシャツ、案内冊子などを手にワクワクの姉。

入ってすぐの広大なアシックスブースではダンスパフォーマンス中。
土曜日は金曜夜よりすごい混雑でありましたが、スーパーヴァームやザバスの新製品プロテイン、カリフォルニアレーズンなどをゲット。
ランナーには更にアミノバリューの手袋や、プーマではシャツまでもらえたらしい(土曜日にはなかった)。いいな~。
さて、いよいよ東京マラソン当日です。
レース当日って、朝起きてから会場に着くまでが、なんとも不安で緊張してブルーになってしまうのが痛いほどわかるので、サトちゃんと一緒に行くことにして、4時半起床。
・・・・雨です。
5時半、家を出る。雨です。真っ暗です。
駅のコンビニでサトちゃんと待ち合わせたのに、コンビニまだ開いてません。
横浜駅で急いでおにぎりを買い、湘南新宿ラインに乗り込む。
6時半前だというのに電車はランナーと思しき人がいっぱい。
ゆっくりできるように、グリーン車を奮発。
スタート前にエネルギー補給を、と買ったおにぎり、サトちゃん緊張で喉を通りません。わかるわかる(泣)。
ウェアの上にビニールポンチョ、更に100均カッパを着て、腰には貼るホカロン、手袋の上に更にビニール手袋を・・と雨対策をいろいろと確認しながら、まもなく新宿です。
と、車内アナウンスで「人身事故で中央線が運転見合わせ」と。
ひゃ~~中央線使うランナー大丈夫かいな。
新宿着、駅のトイレ(既に大行列)に寄り、サトちゃんの友人でやはりフル出走のアキコさんと合流。
サトちゃんもだいぶ緊張ほぐれてきた様子。
雨、やまない・・・・
都庁の手前にゲートがあり、ここから先に進めるのはランナーだけ。
7:20、サトちゃんとアキコさんと握手を交わし、がんばって!とエールを送って見送る。

姉は友達が来てくれるとのことで、スタート前は「会えたら会おうね」という話になっていたのだけれど、メールを入れてみたら何やら心細げな顔でやってきた。
どうやらお友達は途中の沿道から応援に来ることになり、慣れないマラソン会場(それもメガトン級の人ごみ)に、軽くパニック状態なくらい緊張し舞い上がっている模様。
前日アドバイスした100均カッパをなぜか持ってこなかったようで、寒いかな~濡れるよね~ポンチョは袖ないの~と訴えるが致し方なく、とりあえず身支度をし、ゼッケンをウェアにつけてあげ、ランニングウォッチの使い方を教え、がんばってくるね!と笑顔になった姉を7:50ゲート先に送りこむ。

スタート地点周辺を偵察後、コース沿いのロイヤルホストを見つけてちょっと一休みして、いよいよスタートです!
沿道に出ると、寒い寒い冷たい冷たい!!なんなの~この天気!

この時点で正直いって「あ~当選しなくてよかった・・」と思っちゃった。
9:10、スタート!
スタートゲートから300mくらいの地点に、あっという間にトップランナーが、そして続々とランナーが冷たい雨の中、駆け抜けていきます。

さて、こうなってしまうともうサトちゃんも姉も見つけることは不可能なので、日比谷公園に移動し、10kmのゴールをした姉を出迎え。
結局10kmのゴールまで、雨は止む気配もなく、姉を含め10kmを走った人たちは本当に可哀想だった・・けれど、皆、達成感の笑顔でゴールしていました。
駆けつけてくれた姉の友人たちと記念撮影~♪

天候もあって日比谷公園内の更衣テントは大混雑、着替えもそこそこにお友達と打ち上げに向かう姉と別れ、私も日比谷公園を出て歩いていると、ちょうど10kmの関門が封鎖された直後で、諦めきれないランナーたちが無念そうに佇み、係員に「もう走れませんからね~、バス乗ってください~」と誘導されており・・・つらいところ見ちゃいました。
さて、ここからは移動しながらサトちゃんを応援!
・・・・長くなったので続きはまた!
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まずいまずい、早く東京マラソンのことを書いてしまわねば。
姉&友人たちを見送った後、銀座エリアに移動しつつ、いそいで昼食をとってから、サトちゃん第1応援地点と決めた「中間点(21km)」の先に移動。
まだ少し雨が降っている。
JRのガードすぐ手前で傘をさしながら、目印の造花をつけた棒を持ち、サトちゃんが必要としてたらすぐ渡せるように、アミノサプリやらパワージェルやらサロンパススプレーやらをすぐ出せるようにポケットにスタンバイさせ、カメラをスタンバイさせながら、ケイタイで5kmごとの通過タイムをチェックし・・・てたら、なかなかサトちゃんを見つけられず。
20kmを通過してから30分以上経過して、ようやく“見つけ損ねたらしい”と諦める。
・・もし20km通過後にトラブルが発生していたら、そのときこそ待機していてあげたい!と思って、ずるずると時間をロスしてしまい、第2応援地点の浅草に移動が間に合わなくなってしまった。
あーあ。サトちゃんごめん。
そのまま銀座で、浅草から引き返してくる34km地点あたりで待っている旨をサトちゃんに伝え(とりあえず元気に走ってた!)、しばし銀座1丁目の交差点付近でランナーを応援。
雨、上がった!日差しがランナーたちを暖めはじめた!
とともに、タッチーも合流!
沿道の雰囲気もぐっとよくなり、ランナーも観客も笑顔、笑顔♪

今年も笑顔がステキな阿波踊り隊♪

すっごく辛そうなジブリの魚・・・?

巨大な十字架を背負うキリスト様・・・その表情は演技ではない。
サトちゃんきたーーーー!!!
ちょっと膝に痛みが出てしまっているとのことだけど、表情は元気!
朝の雨の影響もそれほどなさそう。
給水や給食や、沿道からチョコをもらったりして、補給もなにも必要なしとのことで、元気にまた走っていった。
よーし、また移動して先回りです。
有楽町線に乗って豊洲まで。
このあたりが35km関門の手前で待ちます。
でも関門閉鎖時間には余裕で通過できそう。
日差しもぽかぽかして気持ちいい。
難所の佃大橋も乗り越えて、サトちゃんきたーーーーー!!!!
うん、表情あいかわらず元気!
タイツの上からでは意味ないかも、と思いつつも、痛むという膝にサロンパス噴射。
最高の笑顔でゴールにむかってまた走り出す背中を見送って、今度はゆりかもめで、ゴール地点である東京ビッグサイトへ向かう。
ゆりかもめ車内から、ゴールに向かうランナーの川がみえる。

ゴールゲート前の観覧席は混雑しているとのことで、移動に少し時間がかかったけれど、なんとかスタンドに上がってみる。
目の前を、ゴールゲートに向かって最後の直線を走るランナーが次々に通り過ぎていく。

ゴールゲートのほうからは、ランナーの激走を称えるDJのアナウンスが聞こえてくる。
ランナーの向こうには、よさこい応援の舞の子供たち。

サトちゃんきたーーーーーー!!!!!
最高の笑顔で、足取りもしっかりと、歩かずに走ってる!!
サトちゃーーーん!!サトちゃあああああんん!!!と大声で呼ぶ私の声に気づいて、手を振ってくれたぁぁ!!!
もう私も感動で泣きそう。
(タッチー、お馴染み・トマホークカメラを持ってきたため、サトちゃんの笑顔が素晴らしくアップで撮れてまして、ここには載せずに本人に渡すことにします)
ゴールに向かって力強く走っていくサトちゃんの背中を見届けて(その後すぐ、ズームインの西尾アナもゴール)、EXPOをやっていた西館に移動。
ゴールして荷物を受け取り、身支度をしたサトちゃんと、少し早くにやはり無事ゴールしたアキコさんが、達成感に輝いた顔で出てきたところで合流し、長い長い東京マラソンの1日は感動のうちに終了~~。
さて、明日(もう!!明日!!!)は、私が、いよいよ今シーズン初のフルマラソン、ヨロンマラソンです!!
ツアーがかなりお高いので、来年も行けるかどうか微妙なので、120%楽しんでこようと思います。
お天気がちょっと怪しいですが(土曜午前1時現在、日曜の予報は雨のち曇り、最高23℃・最低17℃、降水確率60%で去年とだいたい同じ)、東京マラソンに比べたら気温が高いからだいじょうぶ!!
今年の目標は・・・ヨロンは4/18の長野マラソンのためのトレーニングというつもりで、
★超・登り坂以外では歩かない
★エイドでおにぎりをいただく
(去年は胃に自信がなくて食べられなかった)
★ヤギ汁エイドではヤギ汁をいただく
(去年は弱気でトン汁にしてしまった)
そして・・・とにかく楽しんで、笑顔で走る!!
で・・・
★去年のタイム(5時間34分42秒)を少しでも更新できたらいいな。

本日夕方、ヨロンに着きました。
快晴、気温27℃。
いきなり夏です。
ホテル奥の海。
さっきまで、前夜祭で盛り上がってました。
今年は谷川真理さんの他に、芸人の長井秀和さんも走るらしい。
彼の、じゃないと思うけど、なぜかサンジャポののんちゃん(三つ編みメガネのリポーター)が取材にきてた。
さて明日のお天気ですが…
朝から雨(泣)、それも9時あたりは「強雨」、もしかして雷注意報もでてる?
過酷なレースになるかも、です。

もはや速報でもありませんが…
無事完走しました!
昨年より20分ほど更新し、5時間12分36秒!!
走ってる間ほとんどずっと雨でしたが、気温が高いのでかえって心地よく、でもやはり超ハードなレースでした…
ぼちぼちUPしていきま~す!!
あっという間に1週間が経ってしまいそうです。
ヨロンマラソン2010、まずは前日編から。
去年は谷川真理ハーフマラソンの抽選会で当選したので、その手配をしてくださったヨロン観光協会の方にタッチーのぶんもお願いし、トップツアーで行ったのですが、今回はJALツアーズを利用してみることに。
お値段も少し安かったのだけど、やはりこのマラソン前後3日間は、飛行機の時間について希望を言うこともできず、結局前夜祭ぎりぎりにヨロンに到着し、マラソンし、3日目の飛行機は14:35というまさに「走るだけ」に近いツアーになってしまいました。
で、3/6(土)、12時羽田発の飛行機でまず那覇に。

乗り継ぎの間に今年も「がんじゅうしぃおにぎり(沖縄の炊き込みご飯)」を。

ヨロンへは今年もこのちっちゃい飛行機で。

ヨロン~那覇は普段はこの39人乗りのDH1型機が1日往復4便しか飛ばないが、マラソンの前日と翌日だけは往復それぞれ3便ずつ増便。

おなじみ、ヨロン空港。

空港内部。預けた荷物を待つ。すべてがレトロ。

宿泊は今年も
プリシアリゾート。
去年と同じスタンダード(ホントは新しいスーペリアタイプに泊まりたかったんだけど、1泊8000円もUPするので断念)。
偶然にも、去年と同じ部屋なのですぐに馴染めた。(ちょっと古くて、古びてて、カビ臭かったりするのよ)

部屋の前はこんな景色。

ウェルカム・パーティ(前夜祭)の前に、ホテル内をお散歩。
この日のヨロンは気温27℃の夏日!蒸し暑いほど。

ファミリータイプのコテージ前の、ダイバー用のジャグジーと、プライベートビーチ。

このあたりは本当にきれい。

タッチー、たまらず・・・

さっそくひと泳ぎ。

たぶん去年もいた「耳(ミミ)ちゃん」。
谷川真理さんたちのコテージのデッキにずっといて、しょっちゅう真理さんにもみくちゃにされてた。

ちょっと遅れて前夜祭会場へ。
ステージでは子供たちの民踊など。

前夜祭は有料(2000円・要事前申込)で、入口で「お食事」「お刺身」「トン汁」「おやつ」「飲み物」などのクーポンをもらいます。

お刺身とトン汁。右の透明なのは、アミノバリューかと思ったら有泉(ヨロン産の黒糖焼酎、25度)だった!ちなみに有泉は飲み放題!

ゲストランナーの真理さんが、先週の東京マラソンの過酷さを熱弁中。

サンジャポの三つ編み・メガネのリポーター・のんちゃんを発見。

宴たけなわ!舞台ではいよいよ、かちゃーしーが始まりましたよ!

与論献奉、初体験!
おじさんが一升瓶と杯をもって回ってきます。

飲み干して・・

頭の上で逆さにして(飲み干したことを示す?)

私も~・・・

明日マラソンですがいいのでしょうか・・

イェイ!!
前夜祭は8時前に終了。
ホテルに戻ってさっさと寝ました。
つづく・・・
うわー、記憶が薄れないうちに早くUPしなければ。
レース前夜、眠りの中でバシャバシャと雨音を聞き、5時に起床するもやっぱり雨。
ま、仕方ない。
前年の反省を踏まえて今年は部屋で朝食を済ませられるようにいろいろと買い込んでおいたので、タッチーを起こさないようにごそごそとお湯をわかし、カップ麺やお餅などを食べ、豆乳やアミノ系サプリ(東京マラソンEXPOで買った新製品の
メダリスト アミノダイレクト!)を飲み、弱点の足首周辺をガードすべく、
ニューハレXテープを片足3枚ずつがっちり貼り、準備万端、6時半に部屋を出る。
ホテルの送迎バスでマラソン会場まで。

・・・スタートゲート設置準備中。ごくろうさまです。
受付を済ませ(有泉のミニボトルやタオル、カロリーメイトなどをもらう)、女子更衣室へ。
今年も更衣室は空いていて、のんびり前後にゼッケンを装着。
窓外は雨、他の女性ランナーたちと、100均カッパがいいかゴミ袋がいいか相談したりしながら、スタート時間を待つ。
(次回は7時にホテルを出ればじゅうぶん→自分メモ)

7時半すぎたので、外に出て、荷物を預け、スタートゲートに向かう。

今年も謙虚に、「目標タイム5:00以上」のうしろに並ぶ。
タッパの高いミニーちゃんが何匹もいますね。

歓声の中、スタート!
雨にもかかわらず町のみなさんがいってらっしゃーい!と声援を送ってくれる中、茶花の市街地を抜け・・

すぐにこんな景色に。
走り始めると雨も小降りになってきた。
ごみ袋を脱ぎ、しばらくポーチに入れていたんだけど、寒くなる気配がなかったので途中で捨てさせてもらいました。
最初はキャップをかぶっていたんだけど鬱陶しくて外し、ライオンヘアを振り乱して走る。
雨は意外なほど気にならない。

3km地点、目の前は与論空港の滑走路。

滑走を回りこんで、プリシアリゾートの前に差し掛かると、ダイビングに出発前のタッチーが今年も待ち構えてて写真を撮ってくれました!

そして今年も8.5kmあたりで聳え立つ、翔龍橋(名前もすごい)の長い急坂・・・

皆、歯を食いしばりながら登る・・・

復路では大休憩所となるエイドも往路では給水のみでスルーし、最も急傾斜(たぶん)の坂を駆け下りる。

我が家とおそろいの石垣焼きのシーサーに今年もこんにちは。
去年より草木に埋もれてない?

島の外周を走るコースなので、ところどころで美しい海を臨める。
今年は、往路はかなり気分よく、軽やかに、楽しく走っていた気がする。
15kmあたりで早くもフルのトップランナーが折り返してきた。
早っっっ!!!
このあたりで一時、雨が激しくなる。
ちょうど姉から激励のメールが入ったので、走りながらずぶぬれ姿を自分撮りして写メしたり。

20.5kmあたり、ヨロン島ビレッジ(映画「めがね」のロケで使われたホテル)の先の空き地につながれていた黒ヤギちゃん。
めぇ~めぇ~鳴いてて可愛かったので撫でようとしたら、立ち上がってファイティングポーズ(頭突きするぞ、という)とられた。可愛いのに~。
フルのスタートから2時間後、これから向かう折り返し地点あたりからハーフマラソンの人たちがスタート。
谷川真理さんともすれ違い、手を振りあう。
(真理さんとはまたもや往路の飛行機が一緒、それも私たちのすぐ前の席だったのでごあいさつした。「ええ~また今年も走らないの!」と怒られるタッチー)

中間点(42.195kmの半分)です!
今年の目標「去年のタイム(5時間34分42秒)を少しでも更新」でしたが、驚異の2時間25分だって!!!
ここまででトイレ2回、エイドでも足を止めて飲んだりしているから、だいたいキロ6分半くらいで走れている計算。
このあたりまではかなり元気だったのに、折り返してから徐々に忍び寄ってくる、脚の疲労。
疲労がどんどん「脚全体の痛み」に、そして腹筋の下あたりまで全部がミシミシと痛くなって、ストレッチの回数が増えてくる。

ここらで小休止。22.5㎞地点あたりのエイドで、目標その1「おにぎりをいただく」。

こーれーーがーーー、1年間夢に見た、塩むすびっっ!!!
そしてお漬物や梅干したち。
↑の写真の青いTシャツのお兄さんと、「やべェとまらない~」と言い合いながら梅干しを貪り食う。

他にもフルーツや黒糖、そして丸いのは揚げドーナツみたい。
「揚げたてよ~」と勧められ、今はおにぎりを、と辞退すると「じゃお土産でもってって!」と袋に入れて持たせてくれようとする(写真左)。
マラソン走りながらお土産て・・・

ウマイよ~ウマイよ~塩むすび。青いお兄さん、まだ梅干しの前から離れられずにいますね。

15㎞地点・25㎞地点でアミノダイレクトも補給し、脚の痛みに唸りながら走る。
道は激しくアップダウンを繰り返す。
下りも太ももの筋肉が悲鳴をあげるし、その先にまた激しい登り坂が見えているのが怖い。
エイドの近くでストレッチをしていたら、おじさんがサロンパスを持って駆けつけてくれてしまったので、以降なるべく沿道の人目のないところでストレッチをする。
往路では2度トイレに寄ったけれど復路では全く行きたくならず、まずいと思ってエイドごとにアミノバリューを飲む。
水ももらって、ぱんぱんに熱い脚にタイツの上からかけて冷やしたり、スポンジをもらって頭や首筋を冷やしたり。
そう、いつのまにか雨も上がっていたのです!!

ついに来た、35㎞手前の「大ヤギ汁エイド」!
トラさんが太鼓たたいてお出迎え。
私もよろよろとテントの奥へ。

目標その2、「ヤギ汁」!!!
疲れた身体に沁みますぅ~・・・(感涙)
でもねでもね、つい臆して、添えてあった薬味(草の茎のようなもの)を入れたら、これがなんだか青臭くて硬くて、失敗・・・
ヤギ汁自体は臭みもなく、優しい味でした。

私の好きな炊き込みご飯のおにぎりもあったのでいただく。
いろんな大きさがあって、これは気が利いていると思った~。

ヤギ汁エイドの隣のJALエイド。CAのみなさま、雨のなかありがとう。

さて、再びレースに戻る・・・・と、悪夢の翔龍橋の激下り。壊れた大腿四頭筋にはつらい。
あと7㎞が、遠い遠い遠い。
目標その3「去年のタイム更新」はできそうな見通しだったので、あとは「超・登り坂以外では歩かない」よりも「楽しんで走る」を優先させることにして(弱ッ!)登り坂は歩いたり走ったりして、よちよちととにかく前へ。
沿道で朝からずっと声援を送ったり、コース案内に立っていてくれる人たちにお礼をいいながら、よちよちと前へ。
プリシアまで戻ってきたーーー!!!
・・・タッチーいないじゃーーん。ざんねん。
ジャグジーで白猫ちゃんと戯れる真理さんたちの姿がちらりと見えました。
やや消沈しながら、さらによちよち。
滑走路を回りこみ、茶花海岸まで戻ってきて。
去年も思ったけど・・・・
「あと1㎞」の標識の向こうに見える、完走パーティ会場の舞台、すっっっごく遠く見えるんですけど・・・
なぁんてことを思いながら、一歩一歩脚を進めていくと、少しずつフィニッシュゲートが近づいてきて・・・
ゲート前ではDJのお兄さんが激励のアナウンスをしていて、私のゼッケンを見て、フルネーム呼んでもらえました。
その声に背中を押されながら・・・

ゴール!!!!
ミス・ヨロンのおねえさんたちに完走メダルをかけてもらって

タイム計測チップをシューズから外し、タイムや順位の書かれた完走証をもらい、荷物を受け取り、シューズとソックスを脱いでクロックスに履き替えて(今年は準備万端!)、温かいよもぎ湯で脚を温め、マッサージをしていただく。
今年もラッキーなことに、中学生たちを指導しているプロの方にマッサージしていただき、全身の疲れがぐっと楽に。
お礼を言ってマッサージ会場を出て、よろよろと「うにスープ」のテントへ。
ここでも疲れた身体に沁み渡るうにスープ(うにとアオサの入ったお味噌汁)をいただき、お茶(「温かいお茶」と「ぬるいお茶」とがあったりして細やかで泣けた)をいただき、プリシアのバスでホテルに戻り、ビーチで海に入って・・・・

脚を冷やしました。
気持ちよかった~・・・・・・
ヨロン記、まだつづく・・・
さて、海で脚を冷やした後、ヨロヨロと部屋に戻り、持参したバラの香りの「薬用バブ」のお風呂で身体を休めました。
狭いユニットバスが極楽に。香りって大切だね。
ついでにウェアをざっと水洗いし、足首を固めたテーピングを丁寧にはがし(乱暴にやると皮膚がはがれる)、小一時間、仮眠をとってから、ダイビングから戻ったタッチーと、フィニッシュ地点の浜の完走パーティへ。

走ってる間は雨降っても、このときだけは上がってぇ!というみんなの願いが天に届き、今年もこの美しい白砂浜で集うことができました。
この盛り上がり、もう説明不要。
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ume真理さんもステージに上がって踊る踊る。

このあと一旦ステージを降りてきた真理さん、私の横でお仲間と踊りだし、なぜか私も加わり、それを眺めていたタッチー、真理さんに
「オラァ!走ってないんだから踊れぇぇ!!」とマジで蹴りいれられておりました(笑)。

某SNSでおともだちになったうしまる♪さんと「牛握手」?
俊足のうしまる♪さんには、折り返し地点でもエールを交わしあい、ゴール手前ではわざわざ最後の声援を送りにきてくださり、ヨロンマラソンを力強く盛り上げてくれてました。
感謝!
レース中に触れ合いがあっても、終わってウェアを着替えると判別がつかなくなっちゃうものだけど、私の場合髪型が特徴的であるせいか、ゴール後も完走パーティでも、何人もの方から見つけて声をかけてもらえてうれしかったし、完走パーティで「あんた、ゼッケン『2●25』のヒトでしょ?」って地元のおじさんランナーに声をかけられた・・・
これはますます、髪型変えられないわ~。
そして、去年会ったわんこランナーのハディーさんとも今年も会えた!
途中ですれ違い、やはりゴール手前でランナーのお出迎えもしてくれました。
残念ながら今年は写真撮れず・・・
(去年の写真)

そして感動!なのが、帰る日に空港で配られる、全員の記録一覧の、ハーフマラソン女子総合の順位の中に、
「35位 ×× A子 (年齢) 記録2時間16分36秒
36位 ×× ハディー(5歳) 記録2時間16分36秒 」
って載ってるの~~♪♪
そして、「ハーフ犬の部」1位の完走証まで出されたらしい・・・
もう、最高ですヨロンマラソン!!
えっと、今回の私の記録は・・・
5時間12分36秒(去年は5時間34分42秒)
女子総合68位/183人中
45~49歳女子の部 7位/20人中
順位も去年は「半分よりちょっと下」くらいだったのが「上位から3分の1くらい」に進歩。
コンディションは
天候:雨 気温:19.3℃ 風速:8.0m
(去年は曇り 17.6℃ 風速4.0m)
天気予報は
4日前で、曇りときどき雨 17℃・20℃ 60%
2日前で、雨のち曇り 17℃・23℃ 70%
(去年 2日前で雨のち曇り 19℃・23℃ 70%)
でした!!!
3日目 島内観光編につづく・・・
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