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強い子のミロ!

スコティッシュ・テリアのミロ(別名・ミロ軍曹)と、マラソンに魅せられ中のボス・うめの日記。

BU走ラスト&横浜マラソンなど -生後2689日-

いまさらですが、12月になっちゃいましたねー。
頭の中はアオタイ一色のため、現在の私の辞書に「師走」というコトバはありません。
終わってから、かんがえます。

ということで恒例のまとめUP。

12/1(水)
アオタイ前、最後のポイント練習、BU走15㎞をしました。
11/13、11/24に続いて3回目。
2回目にじゅうぶんすぎる結果を出せており、一方疲労がたまって背中がぱんぱんだったりするので、ここは無理せずきちっとまとめる!という気持ちで走りました。
1回目 5分33秒・5分25秒・5分06秒 で、4km×3=12㎞を平均5分20秒
2回目 5分24秒・5分16秒・4分53秒 で、5km×3=15㎞を平均5分11秒
そして
3回目 5分39秒・5分18秒・5分00秒 で、5km×3=15㎞を平均5分19秒はい、きちっとまとめました!
岩本さんの本でいう「サブフォーのソツケン=5㎞×3を28分・27分・25分半」のところを「28分15秒・26分30秒・25分00秒」なので合格!
やれやれ。疲れたところで、午後は久し振りにファイテンサロンで中村ケアトレーナーにご褒美ケアをしていただきました。もちろん自腹。
幸い今回は「故障」はなくひたすら「疲労」。特に背中と肩。
中村さんにも、脚よりも肩が張ってるね~と言われました。
調子がいいと走ることばかりに時間と気持ちが集中してしまって、筋トレやストレッチやマッサージなどがおろそかになっていました・・反省。
そうそう!数日前に寝違えて首が回らなくなってしまったのだけど、夜ファイテンのネックをつけて休み、翌朝パワーテープも貼ったらてきめんに痛みがとれてびっくり!自然治癒にしては早い完治。
恐るべしファイテン。やっぱり効いているみたい。
シドニーのときにいただいたkokoro Gシャンプー&トリートメントも、パーマの持ちやツヤがよくてすっかり気に入り、リピートしたところです。e-Waterもボディに毎日塗ってるし。
お安くはないけど、いい!とシドニー3カ月後にしてファイテン効果を実感しているところです・・・

12/4(土)
9月のシドニー旅行中に中原さんにトリミングしてもらってから3カ月半も放置したボサミロをトリミング。
ビフォア~。

アフタ~。

準備から片付けまでいれて2時間半。終わってから、ミロ慰労に公園へ。
前日の豪雨で丘の上から土砂が流れ込み、芝生広場の一番低いあたりが大変なことになっていました。

そして暴風で散ったメタセコイアの落ち葉に突入してしまい・・・・

あ~~あ~・・・・  まあ帰ったら洗うからいいんですけどね(泣)

公園で会った生後4か月のアメリカン・ピット・ブルテリアのレディちゃん。
かーーわいーーい♪

バリカン仕上げはミロも私もらくちん・・・もう、これからはこれでいいよね。

ムライさんに教えてもらった簡単チーズケーキを焼きました。
めちゃくちゃ美味い。やばい。


12/5(日)
横浜マラソン@10㎞です。
山下公園ゴール/スタートと近所で行われるレースなのになぜか初参戦。
ハーフの制限時間がすごく厳しくて(117分)、自分には縁のないレースだと思い込んでいたけれど、考えてみたらキロ5分30秒、絶対ムリではないような・・・とりあえず今年は10㎞を、アオタイ前のスピード練習のつもりで、自己ベストの54分51秒を更新して50分切りを目指してスタートしたのだけど・・・

スタート1㎞はもうとにかくぎゅうぎゅうでまともに走れず(キロ5分43秒かかった!)。
ようやくバラけてきてからはキロ5分切るペースで頑張ったけれど、半分すぎた頃から、胃と右脇腹と右肩が痛く苦しくなってきて、吐き気に襲われペースダウン・・・
リラックスリラックスと脳内で唱え、腕をブラブラさせたりしながらもがくように走り、ラスト1㎞はなんとかスパートをかけることができたけれど、無念、50分切りならず。
自分の時計では50分38秒だったんだけど、RUNNETを見たらネットタイム50分49秒になってた・・・
ガーミンの距離表示も80mほど誤差があったけど、ネットタイムで11秒の誤差は疑問・・・
ともあれ、公式記録。
グロス52分25秒、ネット50分49秒、種目別135位/1644人、総合1270位/5194人でした。
順位にはちょっとびっくり。10㎞走った女性の中で上位10%に入ってる!

チーム10のシャツで走ったよ。アオタイもこれでいく予定。
レース後、疲れは全然なかったけれど、どうやら胃が弱っていたらしく、最近の背中痛も胃からきていたのでは・・と思います。
アオタイまで、コーヒーや刺激物は断って、豆乳飲んで労わります。
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あと2日 -生後2692日-

サブフォー狙いの真剣勝負!アオタイまでいよいよあと2日です。
本当は水曜日あたり、1時間くらいジョグ&RPなどするべきだったのだけど、お休みの予定が出勤になってしまい、その上火曜の夜から喉が腫れてしまい、うそーん(泣)!と言いながらできるかぎり療養につとめて、根性で治しました。
お酒が飲めない上に、胃のためにコーヒーを断ち、体重もできればも少し減らしたい・・なんて節制でちとストレス。
なのに体重は微増。ちえっ!!
今週ほとんど走れていないのがきいてるなー。
まぁそれもこれも、今の自分の実力(調整力)だから、あとは無心で当日を迎えるしかありませぬ。

でもつくづく、コーヒーも中毒性・習慣性があるなーと思った次第。
飲むのをやめて3日間くらいは無性に飲みたかったけど、昨日今日はそれほどでもない。
アルコール、コーヒー、甘いもの、米飯・・・みんなそう。習慣性の罠、注意注意。
逆に野菜なんかは、しばらく摂れずにいると新鮮なサラダなんかを無性に食べたくなる。
これが、本当に身体が欲しているという正しい反応。
こういう身体の声をしっかり聞くようにしなければいけない。

「あたちも聞いてます」

身体の声といえば、先日の横浜マラソンでの胃&背中痛と吐き気について、チーム10で一緒だったドクタープラスのトレーナー・金ちゃんに聞いたところ、心拍数&筋のエネルギー代謝の急激な上昇で内蔵の循環悪化、あるいは心理的なもの?とのことで、でもフルに関しての準備はしっかりできてるから大丈夫、自信を持って臨んで!との心強いお言葉をいただきました。
ありがとう~~♪
アオタイと同じ日に行われるホノルルマラソンに、金ちゃんはお客さんの伴走で、同じくチーム10のマドンナ・綾子ちゃんファイテン・サポーターとして参加するとのこと!
ファイテンの相澤さんもホノルルに同行するようで、アオタイを走りながら、一人じゃない!とホノルルの空の下を思って私もがんばります。

あ、時差・・・?


ところでアオタイではチーム10ロゴの入った長袖Tシャツで走るか、半袖Tシャツ+アームカバーで走るか迷っています。
当日の宮崎市の天気予報は曇り時々晴れ、最低気温4℃・最高15℃で、最低気温はこっち(最低8℃・最高14℃)より低いじゃないの!
スタート(9:00)には暖かくなってきているだろうし、サブフォーペースなら身体も冷えないと思うのだけど、半袖+アームカバーだと、絶対途中でアームカバー外したくなるだろうし・・・
ポーチに入れて走るものも今回は最低限に。最初の頃は絆創膏だの日焼け止めだのお金だのカードだのも不安で持って走っていたけれど、過去5回のフルマラソンで(ヨロンでの日焼け止め以外)使ったためしがない。
よって、私の位置確認のための携帯と、途中で絶対に摂取するサプリ・パワージェルだけを持って走ります。
ウエストポーチ、つい、コレ買っちゃったんだよね・・・

アオタイ結果報告!

アオタイ結果報告です。
グロス(公式スタート時間からのタイム)は4時間切れませんでしたが、ネット(自分がスタートゲートを通過してからのタイム)で3時間59分41秒!
超ギリギリで、なんとか目標のサブフォーを達成しました!
最後まで死力を尽くして走ったため、ゴール後も両足つりまくりで倒れ込んで、1時間経っても動けませんでした…
ゴールして、さすがに泣きました。

アオタイ!! -生後2696日-

走ってきました、「国際青島太平洋マラソン大会」通称アオタイ。
3年近く走りレースに出てきて、ひとつの大きな節目になったレースとなった、アオタイ。
記憶が薄れないうちに、自分記録として書いておかなきゃ。

宮崎はタッチー父母の故郷であり、法事などの折々に帰る私たちを暖かく迎えてくれる親戚が大勢います。
あまり多くない親戚のほとんどが関東在住で、「田舎」というものをもたなかった私が素直に「帰る」と言うようになった、宮崎という地で行われる人気の大会「アオタイ」を、一度走ってみたい。
そしてチーム10として熱い夏を過ごした後、うっすらと見えてきた「サブ4」という夢を実現するならぜひアオタイで!と、シドニー後も一人で練習を積んできました。
1年前の私は、そんな夢を見る日がくるなんてありえない!と思っていたのにね。

12/11(土)
今回、中原さん宅では出産ラッシュで超多忙につき、危険な軍曹はお預けできません。
子犬の頃にお世話になったトレーナーの方に紹介していただいたペットホテルにミロは2泊3日で託し、13:40羽田発、15:30宮崎到着。
私たちはタッチー従姉妹であるイクミさんのおうちにお世話に。さっそく空港にイクミさんの旦那さんであるヒデさんが車でお迎えにきてくださり、翌日のコースとなる220号線を走りながら宮崎駅近くのお宅へ。
消化がよく身体が温まるお鍋をいただき、お風呂に入って、早々に就寝!

12/12(日)
4:00起床、ヒデさんの愛車を借りて5:00出発。
スタート/ゴールとなるサンマリンスタジアムのできるだけ近くに駐車できるように、という作戦成功!スタートゲートとゴールゲートの間くらいのポジション確保し、暖かい車内でしばしくつろぐ。
6:30受付を済ませる。まだ暗い。買っておいた朝食のおにぎり3個を黙々と食べる。

明るくなってきた!余裕で身支度を済ませ、ストレッチとウォーミングアップを済ませ、8:30スタート待機列へ。
気温5℃くらいだけど、風もなくぜんぜん寒くない。

今回、強気で4時間未満の予想タイムでエントリーしたので、ゼッケンの番号も早く、並ぶとスタートゲートが近い~~♪ っていうか4月の長野ではそもそもゲート見えなかったし!

9:00スタート!
号砲から自分がゲートをくぐるまで2分くらいのタイムロス、そしてスタート直後の、総合運動公園の中を出て道幅の広い220号線に出るまではやはり混雑で自分のペースで走れず、1km6分18秒もかかってしまい焦るが、次の1kmを5分40秒で入った後は5分25秒~30秒くらいで快調に走り続ける。
220号線はICあたりで多少起伏があるものの、とにかく道幅が広く舗装がよくて走りやすかったな~。

今回、マラソンには出ないタッチーはご苦労なことに愛車ロードバイクを分解して宮崎まで運び、自転車で移動して写真を撮ってくれたのでありました。
13kmあたりの大淀川にかかる橘橋のところでは、もう一人の従姉妹・マキちゃんがタッチーと合流して待っていてくれた!

まだまだ元気~~笑顔だ~~。
そしてそのまま宮崎市中心部へ。

こうやってみるとすごいランナーの数、そしてすごく多くの沿道の応援。
この大通りでマラソンをすることで、宮崎の街はまさに分断されたような状態になってしまい、本当に多くの不便をかけてしまっているだろうに・・と思うと胸が熱くなりました。

東国原知事ですっかり有名になった県庁前の並木道を入り(ここで折り返してきたゲストランナー・ワイナイナとすれちがい、ハイタッチを求めたけれど、沿道の女子高生のほうに行ってしまった~残念)、再び220号に戻ってしばらく走っていたら・・・
今度はイクミさん一家と、日向から駆けつけてくれたツカちゃん(タッチー亡父の姉)がぁぁ!!!
思わず駆け寄りツカちゃんの手を握り、また走り出す。

15kmすぎ、宮崎神宮の前で折り返し、来た道を戻る。
ここまでずっと5分30秒を切るペースを保ち、本当に気持ちよく走っていたのだけれど、15kmを過ぎたあたりから徐々に、脚に、身体に疲労を感じるように。
(思えば、やや前半に飛ばしすぎた、ということかも)

広い大通りの反対車線を折り返していくと、ツカちゃんたちも苦労して道を渡って待っていてくれ、再び皆から暖かい声援を受け、20km地点ではまたもやタッチーが出没して声をかけてくれ・・・ここまでは理想のペースできたのに、本当の勝負はここからでした。
21kmからジリジリとペースが落ちはじめ・・・15km・25kmと補給をしたものの、徐々に吐き気も感じ始める。
そしてこの頃から、右の股関節に今まで感じたことのない違和感・痛みを感じるように。

27kmあたりでは5分45秒、そしてついにストレッチのために足を止める。
30km先の木崎大橋の上でまたもやタッチー出現。

この頃にはペースもキロ6分近くまで落ち込み、さらにストレッチで足を止めること2度。
まさに「脚が前に出ない」という状態に陥る。
このあたりで、一旦、気持ちがかなり折れてしまっていた・・・・。

やがて、スタートした宮崎総合運動公園に戻り、公園を抜ける。
ここでもタッチーが「あと少し!」と声をかけてくれるが、それに私が返した言葉は
「もう嫌~~!!!」
でした。
本当に、今までのフルマラソンのつらさなんて比じゃないほどのつらさ・苦しさでヨロヨロと、それでもかろうじて歩くことはなく、走り続けた。
公園を抜け、こどもの国の海沿いの遊歩道を青島に向けて走る。
このあたりから、左足先の様子がおかしい。靴の中で足指が痙攣をおこしかけている。
どこまで行けば折り返しなんだろう・・・ほとんど意識朦朧で走り続け、37km手前の「アオタイ名物・日向夏ゼリーと飫肥天エイド」は(もともとスルーするつもりだったのだけれど)立ち止まったら二度と走り出せない、という思いで視線も向けずに通過。
37kmはとうとう、6分25秒もかかってしまった。

37.2km地点あたり、つまりゴールまであと5kmの時点で、時計は3時間30分を過ぎていた・・・けれど、もしかしたら、ラスト5kmで、間に合う、かも??

今死力を尽くさなくてどうする!
なんのために、一人でつらい30kmRP走やBU走の練習を積んだ?
そして、レース前にアシックスの草山さんがくださったメールの「最後は根性です。魂の走りを期待してます!」という言葉が頭の中で大きくなってきた。
ここまでの10kmくらい、不甲斐ないペースに落ちて前半の貯金をすっかり使い果たしてしまったけれど、順調すぎる練習を積んで内心「かなりイケるかも」なんて思っていた自分が恥ずかしいけれど、まだ少しでも力が残っているならば、ここで振り絞らなければ後悔する!

38km 5分49秒
39km 5分31秒
40km 5分36秒

キツイ、あと2kmちょっと。半泣きで走る。
オールスポーツのカメラマンがいたけれど、もう、撮らないでほしいと思う。

41km 5分36秒

左足の指が完全に痙攣して、足首のあたりまで力が入らず、きちんと着地できない。
ゴールまでもつんだろうか?ゴールを目の前にして走れなくなるなんて嫌・・!

42km 5分39秒

ゴールゲートが見えてきた!
最後のスパート!

~ゴール 5分11秒(ペース)



ボランティアの高校生にチップを外してもらい、脚ぜんたいがガクガクで呼吸は嵐のように苦しく、まともに歩けず。

へたり込む。

痙攣は両足指から上のほうまで、何をどうしても治まらず、結局1時間以上人目をはばからず倒れ、のたうち、苦しみました。
タッチーにスポーツドリンクを買ってきてもらい、なんとか車まで戻って、帰路についてもしばらくは痙攣が続き、本当につらかった。
でもこれが、力を出し切るってことなんだろうと思う。

即日発行の記録証。
グロスでは4時間は切れなかったけれど、私は自分のスタート時間で考えているので、ネットタイムでサブ4達成できました・・・かろうじて!本当にギリギリ!あと19秒でアウトでした!!

チーム10に選ばれることがなく、仲間のみんなとつらい夏を過ごすこともなく、みんなの頑張る姿を見ることもなく、見守ってくれたタッチーや、くつろいでレースを迎えさせ、応援してくれた宮崎のみんながいなかったら、この19秒は弱い心とともに過ぎてしまったと思う。
ほとんど折れかけた心を最後で立て直すことができたのは、練習を重ねた自信でも意地でもなくて、周囲への感謝の気持ちだったような気がします。
やっぱり、一人じゃ走れないんだなあ・・・・

というわけで、とりあえず駆け足でアオタイ・レース記でした。
最後にラップ表。
ガーミンくん、微妙に距離のズレはありましたが(42.38kmになってるし)、常にペースが確認できてとてもよいパートナーとなってくれました。