強い子のミロ!

スコティッシュ・テリアのミロ(別名・ミロ軍曹)と、マラソンに魅せられ中のボス・うめの日記。

サロマ湖100㎞ウルトラマラソン(1) -生後2895日-

自分メモもかねてぼちぼちとUPしていきます。
今回は北海道まで行きながら、完全に「行って走って帰るだけ」の弾丸ツアーでした。

(ミロはスコパラでおるすばん)

6月25日(土)
8時半出発、9時45分羽田空港集合、今回一緒に行くメンバーと初顔合わせ。
是非一緒に!と誘ってくれたアシックスの草山さんの他に、若い男性3名の5名でサロマを走ります。
昼過ぎに旭川空港着。
ちなみにサロマ湖は女満別空港やオホーツク紋別空港が近いのですが、便数が少ない上にほとんどツアーに押さえられてしまうためとれません。
空港からレンタカーで、受付会場である湧別総合体育館へ。
16時前にようやく受付会場到着。

受付ではこんな赤い袋をもらいます。この中にゼッケン、ランナーズチップ、参加賞(ポロシャツだった)と青い袋が入っていて、赤袋に55㎞地点のレストステーション行き、青にはフィニッシュ地点行きの荷物を入れて当日朝預けるわけ。
アシックスやザムストやランナーズのブースを少し覗いて、朝食用のおにぎりと豆乳を買って、ホテルに向かいます。
ホテルも同様に便利な場所はとれないので北見泊。
1時間10分くらいかかって18時前、ルートイン北見駅前にチェックイン。
きれいで温泉大浴場のあるホテルです。
荷物だけ置いて皆で夕食に。
中華料理店を見つけて入り、それぞれに炭水化物たっぷりのパワーディナーを食べ(もちろんアルコールはなし)、ホテルに戻り、お風呂でリラックスし翌日の準備(ウェアにゼッケンをつけたり、ジェルをフラスクに詰めたり)し、ストレッチして、心安らかに21時過ぎ、就寝。

6月26日(日)
1:30起床。朝というより完全に夜中。TV着けたら「CountdownTV」やってた。
時間は短かったけれど気持ちよく眠れた。これはすごい進歩~。
さくさくと身支度をし、1F食堂で朝食(なんと!午前1時から朝食を出していた!ルートイン素晴らしい)をかるく摂り、荷物をまとめて、3時ホテルを出発。
一瞬だったけど、すごい霧だった。


車内でもおにぎりを食べながら1時間ちょっとでスタート会場到着。
もういっぱいランナーが集まっている。

まずはスペシャルドリンクを預ける。
サロマでは30㎞・65㎞・80㎞地点にスペシャルドリンクをおけるのです。初体験!
私は100均のシェイカーボトルにプロテインとパワージェルを入れたものを預けました。

並び始める前のスタートゲートで記念撮影。
ヤマザキくん、草山さん、サトウさん、ミキくん。
みんなと一緒なので緊張することもなく、やたらと楽しくてたまらない私。

最後にトイレを済ませ、上着をフィニッシュ行きの袋に入れて赤青袋も預けて、いよいよスタート待機列に並びます。

気温はたぶん7℃くらい?シドニーマラソンのときのような気候で寒さは感じない。

スタート1分前を切りました。どきどき。

スタート!ゲートに向かってゆっくり進む。

タッチーを見つけて、「いってきまーーす!!」

スタート後、湧別の町をぐるりと回り、橋を渡ってさっそく折り返してきたランナーとすれ違い。
草山さん、アートスポーツの鈴木さんと手を振り合い、チーム10の仲間でやはりサロマ初挑戦のニシさんも私を見つけて「うめちゃ~ん!」って声かけてくれた。

ところが・・・6㎞くらい走ったところで早々にトイレに行きたくなり、並んでしまったためいきなり10分弱(たぶん)のタイムロス!
急いでコースに戻ると、ランナーの姿が少ないではないか!!
メイン集団はもう行ってしまって、最後尾ってこと?

や、やばいっっっ!!!!(大大大汗)

(つづく)
スポンサーサイト

サロマ湖100㎞ウルトラマラソン(2) -生後2908日-

やばい、早く続きを書かねば。

6㎞付近で予定外にトイレに並んでしまい、コースに戻ると、それまでぞろぞろと走っていたランナーの姿がちらほらとしか見えず、大いに焦る。
一瞬「終わった・・」と半泣きになりつつも気を取り直し、走り始める。
50㎞まではキロ6分30秒弱のペース+エイドetc.でいく計画だったけど、やむなくペースアップ。
とはいえ、5㎞~50㎞までは距離表示が5㎞おきなのでペースがわからない・・・激不安の中、走る。
実は、愛用のガミ子(GPSウォッチ)は充電が8時間しかもたないので、サロマはTIMEXのウォッチで自分の感覚を信じて走ることにしていたのです。
(前半だけでもガミ子使おうかとも思ったけど、混乱しそうだったからやめた)

お天気はどんより曇ったまま、涼しくてとても走りやすい。
5㎞ごとにあるエイドの他に2.5㎞ごとに「かぶり水」があって、女子高校生がひしゃくを手にスタンバイしてくれているんだけど、このあたりでは暇そうだった。
10㎞通過、01:12:37。予定より3分半遅れ。
12㎞あたりから、2回目のすれ違いエリアに。
一緒にサロマ入りしたミキくんが草山さんより早くきた(見つけて「うめさ~ん!」って声かけてくれた・嬉)のにはびっくり。
続いて草山さん、ヤマザキくん、ニシさん、アートの鈴木さんとすれ違い声をかけあう。(サトウさん見つけられず・無念)

20㎞通過、02:16:36。この10㎞がんばったので予定より逆に2分半貯金ができた。
「帰ってこ~いよ~♪」の歌とともに応援太鼓の音を聞きながら、竜宮台の折り返し。
今度は私より遅い人とすれ違う。私より遅いお友達は、いない・・(寂)。
寂しいのでケイタイで写真撮ってみたりする。

ウルトラは後半、胃をやられてガス欠になるから、前半のうちに固形物を摂るようにと聞いていたので、固形の携帯食「Vespa オーカニック」をもぐもぐ。きなこ味で結構おいしかったけれど、水なしはキツいな。
エイドではスイカや梅干しも食べた。

25㎞くらいで再びトイレ。公園のようなところの常設トイレ、今度は待たずに入れたのでラッキー!
と、ここでタッチー1度目の出没。写真撮ってくれる。まだまだ元気。

30㎞手前に1回目のスペシャルドリンク。初めてなのでちょっと緊張。
ゼッケン番号ごとに置き場所が分かれていて、自分で探し出し、水をもらって邪魔にならないところ移動し、容器からプロテインを出し、水を150ccくらい入れ、プロテインとショッツのワイルドビーン2個を入れてシェイク。
甘いけどコーヒー味が思った以上に美味しく、一気飲みしてエイドのゴミ箱に捨て、すぐに走り始める。
30㎞通過、03:26:31。貯金が1分半に。

気が遠くなるほどまっすぐな道をランナーの行列が続く。まだ9時前、だけどこのころから徐々に暑くなってきた。

畑の中の1本道だったり、少し町の中に入ったりしながら、ただ走る。
ランナーズアップデートをチェックしてくれている家族や友人がときどき激励メールが届き、あまりに退屈なので自分撮りして返信しようとしたけど、なぜか送信できなかった。
35㎞あたりでヤマザキくんに追いつき驚く。若くて、耐久系競技が得意なヤマザキくんなのに、途中で躓いて膝を痛めてしまったとのこと。ムリしないでね!と声をかけて先行した。

40㎞通過、04:36:59。のんびり走りすぎたか、予定より2分遅れ。
いよいよサロマ湖を左手に走る道へ。月見が浜というあたり。「湖」といいつつ海水なので、もわっと磯くさい。そして暑い。
かぶり水があると皆、群がって頭から足まで水をかけるようになる。
フル(42.195㎞)通過、このあたりにモニュメントがあったのだけど見落とした。
サロマでは地元の「カメラのタカハシ」というお店が数か所で写真を撮ってくれる。

私の後ろにいる女性とは80㎞くらいまでずっと前後しながら同じペースで走ってて、後ろ姿もとてもすらりとステキな人だった。
あとでリザルトを見たら90㎞でリタイヤ・・残念だっただろうなあ。
このあたりで再びトイレ。仮設で、ちょっと並んでしまった。

50㎞通過、05:51:16。計画では5時間39分くらいのはずが12分遅れ。
実は、30㎞過ぎたあたりから、足首というか、前スネの下のあたりに痛みが出てきて、それでも他の部分は目立った痛みがないし、足首もエイドのときにぐるぐる回すとしばらくよくなる程度だったので、少しペース落として走ってたようです。
なんだろうこの痛み。まだ半分なのに、最後まで足首もつのか不安になってきたところで、50㎞すぎると大きなアップダウンが続く。
不安なことはなるべく考えないようにして、ゆっくりでも坂を走って上がりつづけたら、賑やかになってきたあたりでタッチー出現!
中間(55㎞付近)レストステーションまできたあああ!!!

本番前、足首痛があったわけではないのに、なぜか予感がして、レストステーションの荷物に足首用のテーピングを入れてあったのです。
荷物を受け取り、ヨロヨロと隅によってまず、屈んで(座ると立てなくなりそうだった)靴&靴下を脱ぎ、足首を固めるように2枚ずつテーピング。
豆乳飲んで、後半用のショッツのボトルとサプリメントをポーチに、OS-1ゼリーをショートパンツのポケットに入れ、エイドのテントに向かう。着替えやシューズの履き替えはなし。

このときに、ハーフタイツとゲイターの間に日焼け止めを塗り直すべきだったと後悔することになるが、それは後の話・・・

ふた口サイズの小さい俵おにぎり、のりたまと炊き込みご飯の2種類あった。1個ずつもらい、「美味しい」という感覚はあるものの余裕がなく、ほとんど水で流しこむ。
荷物を預け、最後にかぶり水を盛大に頭からかけてもらって、タッチーに「いってきまーーす!」と手を振る。

一見、元気そうだけど、この先にまだまだ続く距離に、不安と恐怖を感じていた。

長い・・・つづく。

サロマ湖100㎞ウルトラマラソン(3) -生後2913日-

さて、55㎞レストステーションを出るとまたもや坂。
急坂ではないが、だらだらと長ぁ~~い坂。

テーピングのおかげで足首は少し負担が少なくなった。
もう脚じゅうの筋肉がぎしぎしと痛むけど、歩くことなく坂をよちよちと走り続けた。

レストステーションを出たタッチーが自転車で一瞬並走しながら写真を撮ってくれた。
一応手を振ってみる。

60㎞通過、07:15:16。予定より12分遅れ。
50㎞から80㎞はキロ7分半で走る計画、50㎞地点から遅れが進んでいないのでヨシとする。
延々と続く苦行の行列・・・の前方に、サロマ湖が見えてきた。


と、このあたりで、なにやらお腹が痛くなってきた。
暑さと乾きでついついスポドリなどをがぶがぶ飲んで冷えた模様・・・やばい。
ここで、レストステーションでピックアップしたOS-1ゼリーに助けられる。
エイドで冷たいスポドリ(飲んでもなぜか口の渇きが癒えない)を飲む代わりに、OS-1ゼリーを一口飲む。
常温でお腹も冷えないし、なぜか一口で乾きが癒えるのだ。不~思~議~。
あとは、ポーチに入れておいた小さいレジ袋にエイドで氷を入れてもらい、首や顔を冷やして気を紛らせながら、トイレを探しながら走る。
キムアネップ岬に入り、駐車場にある常設のきれいなトイレで洋式に入れたときは嬉しかった~&ホッとしたぁ~~。

それにしても暑い、疲れた、脚痛い、暑い、疲れた、脚痛い。
だんだん気持ちが切れそうになり、全てがイヤになってくる。
「こんなところまで、安くないお金をかけて、タッチーにまでついてきてもらって、つらいからってやめるわけには・・」という一念で、なんとか走り続ける。
このつらさが、ウルトラマラソンの醍醐味なのよ!などとヤケクソ気味に思ったり。

70㎞、80㎞と厳しい関門が待っている。80㎞までは歩かずに走ろう、と決めて走った。
たった一度だけ、エイドでスポドリを飲み、すいかを食べ、水をかぶってからどうしてもそのまま走り出すことができず、20mくらい歩いて・・・・いや、いかん!と気力を振り絞って走り出すことができた。

64㎞あたりで、コースはしばし、きれいなサイクリングコースになる。頭上をこんもりと木々が覆って木陰になっていて、涼しく走りやすい。
ここで、なんだか妙な感じに気分が良くなってしまい、楽しくなってくる。
ウルトラ、たのしいいーーーっっ!!などとあり得ないランナーズハイ状態になる。危ない。
ここが「魔女の森」と呼ばれるポイントであることは後で知った。
もちろん、森を出ると魔法は切れ、炎天下のつらさが倍になって襲ってくるのだ・・・。

魔女の森を過ぎて2度目のスペシャルを取り、シェイクして一気飲み。
エイドではテントの裏にパイプイスがいくつも並べられていて、ぐったりと座り込むランナーが多くなってくる。
とりあえず、深刻な故障の痛みが出ないことをありがたく思いながら、エイドも最低限の滞在時間で出るようにした。
このあたりは私設エイドも多く、温かいお茶や冷たいおしぼりをくれたり、「かけてほしい人は合図して」と看板がでている先の家で、シャワーホースで水をかけてくれる人がいたり、ランナーのことを一生懸命考えてサポートしようとしてくれる気持ちが泣きたいくらい嬉しい。

それにしても暑い。たぶん26℃以上にはなっていたはず。そして日陰はナッシング。
かぶり水も気にせず飲んだ。ひしゃくの底に砂が沈んでいても気にしなかった。飲めるの?とボランティアさんに聞いている人もいたけど。
そのかぶり水すらなくなってしまっているところもあり・・・。

70㎞関門の手前で一人の男性を追い抜いたら、背後から「うめさぁん・・」の声・・振り返ると一緒にサロマ入りしたサトウさん!!
今年で2度目のサロマ、3度目のウルトラ挑戦で、今度こそ!と人一倍、完走への思いが強かったサトウさんも、厳しい制限時間を前に脚が止まりそうになりながら、「70㎞関門まであと少しだよ~・・」と声をかけてくれる。
うん、がんばろうね~!!と応えながら、先に進む。
あとから聞いたら、サトウさんはスタート後、ランニングウォッチが調子悪くなってペースがとれなくなってしまったとのこと。
どんなところに落とし穴があるかわからない、怖い。

70㎞通過、08:36:50。予定より11分遅れ。お、1分挽回したぞ!
74㎞にある鶴賀リゾートという大きな私設エイドでは名物の「そうめん」と「お汁粉」がある。
お汁粉はちょっと食べられそうもないけど、そうめんなら・・と思ったけれど、もう残っていなかった。残念。
(あとで聞いたら草山さんが2杯食べたって!だからなくなっちゃったんだぁぁ!!)

ちょっとヘンなところだけど、つづく・・・

サロマ湖100㎞ウルトラマラソン(4) -生後2922日-

74㎞の鶴賀エイドを過ぎ、80㎞までの間はつらかった(いや、ずっと&最後までつらかったけど)。
70㎞関門閉鎖時刻は13:45、でも最もシビアな80㎞関門は15:00で、70㎞通過がギリだと80㎞まで1時間15分しかないので、13:30までに70㎞を通過できればと思っていた。
ところが実際の70㎞通過時刻は13:36。
そして、いっぱいいっぱいでスピードが落ちつつある中、手元の時計でも、75㎞までの5㎞に40分かかった。
こ、これは、80㎞関門ぎりっぎりだ!!!
とにかく「80㎞までは、歩いたらアウト」とだけ思って走り続けた。

歩いている女性を追い越すとき、
  「ロキソニン3錠飲んじゃった~。もうだめ~」とケイタイで話している声が聞こえたりした。
私も、最終手段で痛み止めを持ってはいたけれど、この全身状態で飲むのは怖いので、走れないほどの痛みがないことが本当にありがたかった。
さすがに胃の不快感・吐き気はあったので途中で胃薬は2度服用し、おかげで最後まで固形物(スイカとか梅干しとか)も食べることができた。

そして、国道442から左折すると間もなく80㎞関門、というところまできた!
この角を戻って逆方向に走っていくランナーが見える。
あぁ、あの人たちは、最後の難関・ワッカを走り終えゴールまであと2㎞なんだ・・・と羨ましく眺めながら左折しようとしたら、タッチーがまたまた出現、「がんばれー」と声をかけてくれる。

なんでこんなにピンボケなんでしょうか。でも載せる。

左折してすぐに、3つ目のスペシャルを置いているエイドが。
この先に80㎞関門があるので、ぎりぎりの場合はスペシャルや飲食物をピックアップだけして関門を通過してから飲食すべし、と聞いていたのだけれど、時計を見ると余裕がありそうだったので(正確に何分余裕があったか覚えていない)、その場でスペシャルを作って飲むことにする。
が、疲労でモーローとしていて非常に段取りわるく、もたもたしながらもなんとか飲み干し、ごみを捨て、手を洗ってから関門へ向かう。
・・・遊歩道で木陰ながら、小さいアップダウンが続いて、なかなか関門に着かない。やばし。

やや焦りながら進むとようやく関門のゲートが。
ゲートの横で係員のおじさんが「みなさんは間に合うからね~」とかけてくれる声を聞きながら、80㎞関門通過、09:58:05。予定より11分遅れ、関門閉鎖まで2分切っていた!あぶないあぶない。
(後で、エイドから関門まで600mくらいあったらしいことを知る。キロ7分半で4分半かかる。本当に、危なかった・・・)

80㎞に滑り込んだランナー、みなしばし休息。私も立ち止まりはしなかったけれど、ここでやっと自分に「歩く」ことを許した。
ここから残り20㎞には3時間という猶予が与えられている。
が、ここからも時間との勝負、疲労に負けて歩き続けてしまったらあっという間に時間が過ぎてしまう。
そこで、ここからは1㎞ずつラップをとり、9分よりも貯金ができるように歩いたり走ったりのペースでいくことにする。

いよいよワッカ原生花園の遊歩道へ。
正面から西日に照らされ、左手のサロマ湖と右手のオホーツク海がきらきらと光り輝き、なんだか夢の中のような気分になる。

  ここは、あの世・・だったりして?

なんて思う。危ない。

(カメラのタカハシさんから買った写真。たぶん80㎞~90㎞の間)

自分では写真を撮ることも思い出さないまま、わずかに残った思考力は全てペースをとることに傾ける。
キロ表示から3分走ったら、3分歩き、また走り出してほどなくキロ表示、そのまま3分走って・・・というペースで、なんとかキロ7~8分で刻めるようだった。

歩けば楽かというと意外とそうではなくて、呼吸が一息つけるぶん、余計なことを考えてしまう。
「なんとかイケそう?」と考えた端から「でもこれがあと3時間も続くんだ・・」とほとほとイヤになったり。
それでも走り出すときには気合いが必要だったが、走り始めてしまえばキロ6分半くらいのペースでスイッと走れ、どんどん追い抜くことができて気持ちがよかったり。でも歩いていると抜いた人にまた抜き返されたり、そんなことを続けていた。アップダウンもあってけっこうキツい。
ワッカの中のエイドは往路・復路とも使える。大きめのところもスポドリを切らしていたり氷がなかったりするところがあった。

90㎞関門の手前、ワッカの折り返し手前まできたところで、どうしてもトイレにいきたくなってしまった!
水分補給がしっかりできていた証拠、とはいえ、ワッカの中は仮設の和式しか見当たらず、この脚・身体の状態で、立ち上がれなくなったらアウトだ・・・
・・・なんとか立ち上がれた。たぶん、順番をまっていたランナーには私の気合いの声が聞こえたはず。(そのランナーも同じく叫んだはず。)

少しストレッチして(ここまで足首を回す以外まったくストレッチせずにきた)リフレッシュし、折り返して90㎞関門通過、11:20:35。
予定より、2分半遅れ!80㎞から8分半も挽回できた!

関門を過ぎてすぐ、ケイタイからメール着信音が。
これまでも関門を過ぎるとランナーズアップデートで見守ってくれている家族や友人からメールが届き、走りながら読んでは励まされていたけれど、もうその余裕は(頭も身体も)なかった。
でも、メール着信音だけで、本当に心強く嬉しかった・・・。
ひとりじゃないんだ~・・・。

エイドでスイカや梅干しを食べる。スイカ、普段はほとんど食べないんだけどサロマでは美味しかったな。面倒で種もそのまま食べた。
せっかく90㎞も走ったのに、道端で座り込んで動けなくなっている人がいたり、すれ違う人(90㎞過ぎていない人)が知人とすれ違って「だめだよ~90の関門もう間に合わないよ~」と言っているのが聞こえたり、みんなギリギリのところで、最後に残った力を振り絞っている。

3分歩いて走り、距離表示を過ぎて3分走ったらまた3分歩き・・・を気が遠くなるほど繰り返し、ついに、ワッカ入口の木陰の道まで戻ってきた!
そして、最後の(スペシャルをもたもたと作った)大きいエイドのところまで、戻ってきた!!

ここからゴールまでは、あと2㎞ちょっと。
あとは歩いてもゴールできるという時間で辿り着くことができ、エイドでは、ボランティアの人たちとお礼を言い合ったりエールを交わしたりして皆、笑顔だった。
冷たいアミノバイタルゼリーをもらい、最後の補給をして、あと一息がんばってね!と送り出される。

ゴールまでの最後の2㎞は、がんばって走ろうと思っていた。
思っていたのに、もう、どうしても、えいっ!と走り出すことができず、よいしょ、よいしょ、と歩いてゴールを目指す。
沿道からは「あと少し!」「がんばれ!」と声援が、悔しいけど、どうしても、走れない。
よいしょ、よいしょ、よいしょ・・・・・

「あと1㎞」の表示も過ぎた。
沿道にはたくさんの人。地元の応援、ランナーの同行者、もうゴールした(あるいはリタイヤした)ランナーが、まだ戦いが続いている私達を応援してくれる。
と、そこに見慣れた人影が。
くさやまさんだああああああ・・・・・!!!
草山さん(左の黄色いTシャツ)に励まされながらさらに進むと・・・

タッチーと、一緒にサロマ入りしたサトウさん・ヤマザキくん・ミキくんが並んで私のことを待っていてくれた!!

(う・・・長々とお待たせしてすみません・・)

みんなの声援を受け、最後に残っていたエネルギーに着火!
よしッ!走るッ!!と叫んで走り出す。
コースの両側はぎっしりと応援の人垣、口々に
  「おかえり!!」
  「よくがんばったね!!」
  「あとすこし!!」
と、暖かく力強い言葉で迎えてくれて、ぐっときながらダッシュする私。
最後のコーナーを曲がると・・・

あら、すぐゴールゲート!100mないかも。
前方にもたくさんランナー。
やばいサングラス外さなきゃ。
やばいやばい、ゴール写真が他の人と重ならないようにタイミングずらさなきゃ・・・無理っ!!

で、みなさんと一緒にゴール。


記録は、グロス12時間49分02秒、ネット(自分がスタートゲートを通過してからのタイム)12時間47分25秒でした。

あとちょっと続きます。

8さいになりまちた! -生後2923日-

サロマの話が途中ですが、今日はミロたん8歳のお誕生日でした!

今年も手作りケーキでお祝い。
ごはんが手作りだから、やはりデザート的なモノじゃないと喜んでくれないような気がしまして。

「早くッッ!!!」

ようやく「冷凍いちご」というものを思いつき、今年はちょっと可愛いのができました。

切るとこんなかんじ。(ちょっと溶けちゃった・・)
ミルクレープ風、のつもり。
小麦粉・卵・牛乳で餃子の皮サイズのクレープを焼いて、水抜きしたヨーグルトと刻んだいちごを挟んで積んで~。

おいしく食べて、また1年間元気ですごしてね!!
という私の切なる願いがこめられています。

あっというまにぺろり。
全部は多いので私も粉砂糖かけて食べたけど、なかなか美味でした。
今週末はまたゆっくり遊ぼうね!

FC2Ad