もうすぐ3歳、気力体力知力とも充実期ってかんじでしょうか。楽しいことをいっぱい一緒にしていきたいです。
ところで今日はドッグスクール Visseで「愛犬に健やかで長生きしてもらうためのしつけ講座」を受講してきました。
Visseは子犬時代にパピーパーティに参加し、リラックスポジションなどいろいろためになることを教えていただいたところ。
今回は3時間の講座のうち前半はドッグトレーナーによるしつけ相談、後半はアニマルアロマセラピストによるアロマテラピーとホリスティックマッサージの講義という内容でした。
しつけについては、ミロはイタズラなどの問題行動はないものの、要求や不満があると興奮して「なんだよ!なんだよ!!」と私に吠えたり靴を噛んだりすること、それで叱られてもあまりコタえていないような・・そして、それと関連していると思われる、いまいち精神的な絆が弱い、何かが足りない(私に?)と感じていること、などを相談しました。
大型犬なんかがいかにも「訓練所で仕込まれました!」って、警察犬みたいに脚側歩行しているようなことは私は全く望んでいない。
例えば、普通のおじさんと普通の雑種の中型犬が、同じペースでまったりのんびりとリラックスして歩いているような、おじさんが立ち止まると犬も「ん?どしたの?」って見上げながら足を止めるような、決して老犬で動きが遅いのではなく、おじさんと犬との気持ちがシンクロして、落ち着いて寄り添っている、というのが私の、理想の人と犬の姿なんです。
ただ、ひとつ気になっていたのが、ミロと私との絆がより強くなった場合、留守番(私と離れていること)が今より苦痛に感じるようになってしまわないか、ということ。
これについてはキッパリ、否定されました。
分離不安はもともと神経質や怖がりで飼い主との信頼関係ができていない犬が陥るものだから、だそうです。
それでは、私がミロにとって「ただの飼い主」を超えた「The・飼い主」になるためにはどうしたらいいか。
それには「トレーニングの精度を上げる」ということに尽きるようです。
たとえば、「スワレ、マテ」と命ずる。勝手に自分で動き出したらダメ、といってまた座らせる。
そして、座り直させたときにスワレではなく伏せたら、それもダメ、とスワレにさせなければいけない。これ重要。「じっとしててくれたらOK」と許しがちだけれど、犬に勝手な判断を許してしまうことになるので、きちんとNGを出さなければ、トレーニングの精度が上がらないのです。
必ずリードをつけて、ダメ、のときはリードを引き、マズルを軽く掴んで目と目を合わせて気迫でダメ、と。
そして、ちゃんと座っているときには静かに褒める。これも重要。イケナイことだけじゃなく、正解もきちんと示してあげないと。
また何かに気をとられて動く。ダメ、と座らせる。褒める。「もう行こうよォ」と駄々をこねる。ダメ、と座らせ、静かに座ったら褒める。・・・・そうやって、散歩の途中に、毎日5分間くらいの時間を過ごす。
まず自分がピリピリカリカリせずに、犬が気持ちをシンクロさせてリラックスできるように静かに毅然と過ごす5分間。
やってみようと思います。
犬のしつけの本もいろいろあるし、教え方、叱り方、みんなケースバイケースで絶対の正解はない。そんなとき、「理想の飼い主&犬像」が共感できるトレーナーに個別に相談することは、とても有効だと改めて思いました。
たとえばパピーの頃のリラックスポジション(仰向け抱っこ)も、今回のスワレ・マテのトレーニングも、そういう方法は知ってても、それをどのくらいの時間やるのかとか、伏せちゃったらどうするのか、ということまでは意外に本には書いてないからね。
あとは、呼び戻しの練習などの際、毎回おやつをあげるのではなく、うんと褒めておやつは数回に1度、としたほうが、よりワクワク感のあるトレーニングになるそうです。
Visseの糸山トレーナーは、「飼い主と犬の関係は、恋愛関係のようなものだと思う」と言っています。
ボスでもなく、ママでもなく、ミロが「大好き、愛してる!あなたが喜ぶこと、なんだってやっちゃうよ!」って思ってくれるような存在に、私もなりたいと思います。
アロマとマッサージの話はまた明日。
Visseでは写真撮るの忘れました。帰る間際に思い出してぱちり。

私も知恵熱でそうだったけど、ミロもお疲れ。目あけて寝てます。こわい・・・
それでも傍を離れようとしないあたり、ミロにもいい経験だったのでは。

ところで今日タッチーは弟と釣りへ。タッチーはボウズ、弟は立派な鯛を2匹ゲットしたそうで、1匹くれました。

タッチーが悔しがりながら捌いてくれ、今晩は新鮮なお刺身とアラ煮。うっまー。