今回の出陳犬は牡3頭、牝5頭。牝5頭のうち2頭はまだパピーなので、実質的にはミロを含めた成犬3頭の勝負だったのですが、また今回も、前回(10月16日)に負けた、お坊ちゃまハンドラーによる「ドーラ・ザ・ドリーマー号」に負けて、牝1席になれませんでした。
(左から1席、2席のミロ、3席)

ミロがコンディション、気合とも素晴らしかったので、なんとか一度くらいは牝1席を取りたい、今度こそ・・とつい期待していたため、結果が出たときにはガッカリして倒れそうだったのですが、がんばったミロにそんな姿を見せるわけにはいきません!
よくやったね、えらかったね!とってもステキだったよ!!!とミロを褒めまくり、もう泥んこになってもいいからね!と、河原を思いっきり走らせてあげました。

初めて参戦したときと同じ審査員であり、そのときにも言われたコメント(「尾が強いため背線を緩くみせていた」)どおり、ミロの背中につきそうな勢いで前傾した尻尾がどうしようもない(致命的な?)ミロのマイナスポイントなのかもしれない。
でも、めったに下げることのない、ミロのイケイケ尻尾が私は好きなのです。
そして、たとえば私の代わりに中原さんにハンドリングしてもらったり、気合が入り過ぎないようにオモチャを使わずに歩くことでミロのテンションが下がって尻尾が曲がらなくなったとしても、それはミロが「なんかツマンナ~イ・・・」ってとぼとぼ歩いているということで、そんな思いを私はミロにさせたくないのです。
半年に一度、一日外で一緒に過ごして、いろんな人と会って、日常のペットモードからキレイなショードッグモードに美しく変身したミロと胸を張ってリングを回る。
ミロも目を輝かせながら私を見上げ、楽しそうに元気一杯で歩き、気合の入ったポーズを決めてみせてくれる。
応援してくれた人たちから「よかったよ!」と言ってもらえる。
それだけで、じゅうぶんじゃないか!!!
個体審査を待っている私たち。

台の上でステイ(尻尾が・・・)

アップダウン(まっすぐ歩いて戻ってくる)

フリーステイ(手を添えずに自然に立たせる)

お昼休みは甘えん坊で過ごす。

中原さんがステイさせてみると、カッコはいいけど耳が“参った”になってますよ・・

午後の比較審査で妙に笑いながら歩く私とミロ。
