フレキシリードはどうしても鵜飼いのように行動を操ってしまいがちですが、このほうがミロものびのび自主的に動け、かつ、必要なときはコントロール可能。

ワン仲間の何人かが個人指導をお願いしているドッグトレーナーさんに雑談がてらアドバイスをいただく機会があり、ミロの欠点である「オモチャを渡さない」を改めてトレーニングしようかと。
手元に持っては来るんだけど、渡さないんです。まるでスッポン!
(注)ホントは耳伏せて白目むいちゃって、もっとすごい顔してるんです!こわーい。カメラ向けたら顔作ってやんの。

ワンお友達が好意でオモチャを貸してくれちゃったりすると「オヤツよりも自分のオモチャよりもコレ!!」ってなって、取り上げられまいと逃げ回る可能性があり、ノーリードだと捕獲できず非常に危険。
ミロのテリアらしい頑固さ、執着心が炸裂です。
「えへへ~ん!渡ちゃないのよ!!」

いただいたアドバイスは
・ 手元に持ってくることを確実に覚えるまで、
リードをつけて練習する。
・ オモチャを無理に取り上げようとせず、
手で掴んだまま引っ張らずに(これ重要)
「出して。」のコマンドで自主的に出すまでじっと我慢で待つ。
・ 口から出したら褒める間も惜しんですぐに投げてやる。
・ ときどき、「出して。」の前に引っ張りっこをして遊んでやる。
遊びから「出して。」への移行ははっきり伝わるように、
声のテンション、表情に変化をつける。
とにかく、ミロが根負けして口から出すまで軽くオモチャをつかんだままじっと待つ。
咥えた口の脇からよだれ垂らしながら何分も頑張るスッポン・ミロ、そのガッツは認めよう!
でもそろそろ「早く渡したほうが楽しい」って覚えてちょーだいよ!!
「怒らりちゃった。」

もひとつ練習中なのが犬笛。
もちろん「吹けばどんな犬も寄ってくる魔法の笛」じゃありません。
この音がしたら戻ってくるのよ、と教えます。

家で、かくれんぼのようにしながら練習してるので、公園でも吹くとわくわくダッシュで駆け寄ってきますが、これも「他に気を惹かれるものがあるときは聞き流す」というクセをつけてはいけないので、まだロングリード装着で特訓中。