たぶん私はとらちゃんを通じて知り合った猫ともだちの助けがなかったら、とらちゃんをきちんと見送り、その喪失感から立ち上がることができなかったと思う。
突然糖尿病に罹ってしまったとらちゃんを抱えて途方に暮れていた私に「一緒に『ペットロスや闘病の猫サイト』をやろう」とルッカさんが声をかけてくれ、私たちの親サイト「I miss you」を始めて来月で5年になる。
5年のあいだに、私のダイアリーには、知り合った犬や猫たちが虹の橋を渡った日を忘れないための悲しい書き込みがずいぶん増えてしまった。
ルッカさんの茶々丸が虹の橋を渡って明日で5年になる。mingaちゃんのちゃでは今月の7日だった。
旧宅の隣人Sさんの愛犬アレックスが亡くなったのも去年の10月のこと。
そして今朝早くに、ずっと気にかけて見守ってきた、スコッチテリアのセナくんがとうとう、逝ってしまった。
まだ9歳だったのに。
とてもママ思いの優しいハンサムボーイで、勇敢に病と闘っていたのに。
暑さがつらかった夏がようやく過ぎて、せっかく風が気持ちよくなってきたのにね。
間に合わなかったセナくんのぶんも、今年はミロに豪華なクリスマスケーキを買ってあげよう。
だからこっそりセナくんも食べにきてね。
「食べにきてね。」

セナくん、sena mamaさん、ほんとうにお疲れ様でした。
そしてこれからも、ミロやみんなのことを見守っててね。