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強い子のミロ!

スコティッシュ・テリアのミロ(別名・ミロ軍曹)と、マラソンに魅せられ中のボス・うめの日記。

OBRIGADA, ADEUS!! -生後1443日-

去年横浜FCを優勝・J1昇格に導いてくれた最大の功労者であった、アレモン(カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソレアス)が、交通事故で亡くなってしまった。
今期、契約の折り合いがつかず無念の退団、ブラジルに帰ってしまっていたのだが、去年の優勝がかかった激戦期、柏での3-1からの奇跡の同点2ゴールや神戸での貴重な勝利ゴールを蹴り込んだアレモンのアグレッシブな雄姿は、今も目に焼きついている。
優勝・昇格が決まったお祝いムードの最終節でも、この日で引退する城のアシストでゴールを決め、城とガッツポーズを交わす、背番号7の頼もしい背中。


この日の優勝セレモニーではGKスゲ(オレンジ)と崔成勇(チェ・ソンヨン)と一緒に、Jリーグ盃を手に、フリスビーのように投げる真似をしたりしてはしゃぎまわり、喜びを爆発させていたアレモン。


なんとかして今期も横浜FCに残ってほしかった。
ブラジルに帰ってしまっても、もしかしたらまた横浜FCに戻ってきてくれるのでは、という微かな希望を持っていたのに。
もうそんな日がくることは、永遠になくなってしまった。
まだ23歳だったのに。悲しくて悲しくてたまらない。
横浜FCに残っていたら、こんな事故に遭うこともなかったのに、なんて思う。

いつもダメダメな横浜FCフロントが今回は異様に対応が早く、昨日・今日とアレモンのために三ツ沢に献花台が設けられたので、昨日、お別れを言いにタッチーと行ってきた。
ビブレ前のお花屋さんで白いトルコキキョウに水色のリボンを、とお願いしたら、
「横浜FCの・・ですよね?」と。
白いバラもあったのだけれど、もう全部売れてしまったのだと。

三ツ沢に着くと、くじら幕の代わりに横断幕が張られ、テントの中にはアレモンのユニフォームと、彼の笑顔の写真がいっぱい。
泣きながら花を手向ける人も多く、献花が終わってからも、その場を離れられず呆然と佇んでいた。


どうか、どうか、アレモンが掴み取ってくれたJ1の舞台で、後半戦、最後まであきらめずに残留を目指して戦ってほしい。
去年最終節に皆で青空に掲げた白バラがアレモンへの献花のように、青空に消えてゆく風船がアレモンの魂のように見える・・・・


アレモン、OBRIGADA, ADEUS!!(ありがとう、さよなら)
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コメント

行ったのよ。

昨日はアニクロ連れて、6時ごろついつい三ツ沢に行ってしまいました。
あまり知らない私でさえも、あの雰囲気は涙が出ましたよ。
側でサックス?の練習をしている人がいたけど追悼の演奏かしら、と思いました。apricotさんかと思った。
みんなとても悲しそうに集まっていたね。
しばらくいて帰りました。
とても残念ですね。

  • 2007/07/10(火) 21:45:54 |
  • URL |
  • アニクロママ #-
  • [ 編集 ]

>アニクロママさん
うわーーん、行ってくれたんだぁ、ありがとう。
(と私が言うのも変だけどね)
去年半年間しか在籍しなかった彼だけど、
その存在感と明るいキャラクターが愛された選手だったので、
2日間で1000人以上の人が献花に訪れたようです。

コメントしようもないネタですみませぬ>みなさま

  • 2007/07/10(火) 23:29:21 |
  • URL |
  • apricot #OPdw9hgU
  • [ 編集 ]

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