今年で15年。

でもそのうち10年しか一緒に過ごせなかったことを、心から残念に思う。
20年一緒にいられても絶対“足りない”と思うに違いないけれど、やはり残念に思う。
久し振りにとらちゃんの日記(最後の1年分)を少し読み返したら、あの頃のことが鮮明に思い出されて、胸が苦しくなった。
だから、普段はあまり読み返さないの。
本当は、HPにUPした日記以外に、忘れてはいけない記録として残したテキストがあるんだけど(痛ましいほどの発作や投薬の記録などもびっしりでとても公にUPできない)、これはとらちゃんの死後、一気に書き上げてから、そっとしまい込んであり、読み返すことができないでいる。
この苦しさもつらさも、全部、私だけのもの。私だけの、たいせつな、たいせつなとらちゃんだったからね。
とらちゃんあっての私だったからこそ、しゃんとして生きていかなければならないね、私。
いつの日か、逢えるときに、笑顔でいられるように、ね。
