「東日本国際親善マラソン」。相模原駅前に広がる広大な米軍施設「相模総合補給廠」を走る5km・10km・ハーフのレースです。私たちは10kmにエントリー。
事前に送付された案内書によると、会場入りする際の荷物チェックなどで混雑するからとにかく早く来い!というので、レーススタート10:25の2時間前に会場入り。

荷物チェックのゲートでは迷彩服の屈強な米兵さんたちがいるものの、中に入ってしまえば特にアメリカンな匂いもせず、ただもうだだっ広い中に古い倉庫が並んでいる、という場所。
芝生広場に腰を落ち着け、のんびりストレッチしながら開会セレモニーを眺めたり、アメリカンガールのインストラクターによるゆるゆるエアロビに参加したりしながらまったり。
アナウンスでは気温19℃と言っていたけれど、北風がやや強く、じっとしていると寒いので、トイレ・ストレッチを済ませて早めにスタートの列にもぐりこむ。

「走る人こんなにいるのかぁっ!!」とタッチー絶句。
実はまだ少し風邪が抜けきらない私、タイムを気にして無理することのないよう、走行中は一切時計を見ず、自分の体調に耳を傾け、他のランナーや周囲の景色を堪能して楽しく走ろう、と心に決める。
10:25、はるか前方でスタートを告げるパーン!という音と拍手が聞こえてきて、しばらくすると徐々に行列が進み始める。
約1分半後、スタートのゲートを越える頃には程よく人波もばらけてきて、背後からどんどん追い越される。でも焦っちゃダメ~!
走っていると「5km(ハーフマラソンコース)」などという表示を発見。でも各コースともそれぞれ違うルートを走るはずなので、イヤこれは「10kmコースの5km地点」ではないはず!と見なかったことにして、黙々と、淡々と走る。
途中、ぱらりと霧雨。最初冷たく感じた北風も今は心地よく、ありえないほど広大な荒れ野の中を延々と伸びるランナーの行軍を見ながら走っていると、天上高く、ヒバリの囀りが聞こえてきたりする。
身体も軽く呼吸も軽く走っていたのが、少しキツくなってきたかな~(飽きた?)って頃に、ありました「5km(10kmコース)」の表示!
この頃から、気持ちよく身体が動くようになり、快調に走っていると、徐々に前方のランナーを追い越せるようになってきた。スタートダッシュした人たちですかね?早くもぜいぜいと息荒くなっているたちを軽やかにかわす。ムフ、気持ちいい♪
10kmレースともなると給水がある!わーい、とテーブルに近付き紙コップから一口・・水かぁ。(←東京マラソンとか見すぎ)
顔や腿にかけて冷やし、コップを足元に捨てる。おぉランナーっぽいわ。(←ばか)
7kmの表示を過ぎたあたりから、いよいよ苦しくなってくる。外反母趾気味の右足親指や右肩が少し痛む。両腕を回したり肩を上下させたりしてリラックス。
前方にカッコいいウェアの女性を見つけては接近し観察したりして気を紛らわしながら走る。
途中、係員のおじさんの「がんばれ~あと×.5キロ!」との声が聞こえ、「えぇ~あと2.5km?それとも1.5km?どっちぃ~?」とぐるぐるしているうちに「(残り)1km」の表示が!
そしてゴール!!
レース中一度も見なかった腕時計を確認すると、なーんと59分06秒!やったぁ、目標達成!!
そしてそして、前日まで腰痛・背中痛に苦しみ出走も危ぶまれたタッチーも、がんばって私より3分ほど遅れて完走!!エライっっ!!
(後で確認したラップタイム 5km30'47"、7km42'18"、9km53'47"、10km59'06")
参加賞はまっ黄色のTシャツ(どうしていつもTシャツなんだろう・・それもデザインが・・・)となぜか「焼肉のたれ」。スポンサーがエバラだからってねぇ。
会場ではアメリカ~ンな感じのフードやドリンクの屋台が少し出ていたのですが、ありえない行列で断念。早々に会場を後にして、地元のスポーツクラブで汗を流し、中華街で祝杯をあげて帰宅しました。
お留守番していたミロを連れて、完走と祝杯で上機嫌のタッチーと公園にちょっとお散歩に出たらスコッチテリアくんと遭遇!
まだ1歳の、大人しい男の子、アイス君というんだって!
優しくミロにご挨拶してくれていたのに、ミロは全くout of眼中、アイス君の黄色いボールを貸してもらって一人遊び狂う。アイス君、呆然と見てたよ・・・ごめんね。

帰宅したとたん疲労がどっと出て、まだ6時だというのにソファで横になる私。ふと気付くと9時。あぁーもう寝なきゃ!と(寝てたじゃん!)10時には就寝したのでした。
やはりレースは疲れるけど、今回はタッチーも一緒だったし楽しくて気持ちよかった!
でももうマラソンシーズンはおしまいなので、これからはのんびりジョガーに戻ります。
ちなみにこの日のランニングスタイルはこんなの。
どうせ走るなら好きな格好で走ります、誰がなんと言おうと!

デュークだけだとヒップラインがやはり恥ずかしい・・そんな女性の救世主がランスカだっっ!!
この歳になって、こんな短いスカート履けてちょっと嬉しい・・・
そして、ついついモノトーンをえらびがちなのを反省してちと派手ピンクにしてみました。
着るとこんなかんじ。きゃ~。

かなり恥ずかしいので、この写真、後で削除するかもです。