ゴール後、タイム測定用タグを返し(ゼッケンの裏に貼り付けてあったが、手に力が入らず係の方に外してもらった)、タッチーと友人たちと合流。息は切れていないので普通に話すことはできるけれどとにかく足が・・・で、会場の隅でしばし座り込み、もらったゲータレード500mlを一気飲み。飲み足りないのでヨッコラセと立ち上がってよたよたと水をもらいに行き、なんとか歩けるようになったので、ホテル駐車場に戻りました。
ホテルロビーの片隅で足を念入りにストレッチ。できればホテルの大磯温泉に入りたかったのだけれど、順番待ちの人が大勢いたので断念、トイレでウェットティッシュで汗を拭き着替え。
足裏に熱さまシートを貼り、ヒヤロンで腿の前後や膝をアイシング。
車に乗り込むともう、身体中がグダグダで、シートを倒して休ませてもらう。ほとんど急病人搬送状態。
重い足どりで駅に向かう人波に“申し訳ない~ありがたや~”と手を合わせながら帰路につきました。

参加賞のTシャツ。スポンサーがNewBalanceなのでなかなかオシャレ。
うしろは・・・

カッコイイでしょ。前日に受け取ったので、これ着用して走っている人、多かったです。
なぜ2色あるのかというと、10kmは紺、フルは黒なんですね。
そして・・・

それぞれ距離のところにチェックが入っているという芸の細かさ。
第3回湘南国際マラソン、終わってみると、アクセスの悪さに加え、レース当日も更衣室や荷物置き場が大混乱だったらしく、RUNNETの大会レポでも運営に対して悪評殺到のようです。
私はホテルの部屋で着替えて直接待機列に並んでしまったので、それらの混乱にはあわずにすんでしまったけれど、スタート時間が近づいてもどんどん人が後から押し寄せてきたのは、着替えetc.に手間取り遅れてしまった人たちだったらしい。
おかげで、望むスタート位置(予想タイム別)に並べず後方スタートになってしまった人多数、だからスタート直後、すごいスピードで追い越していく人がたくさんいたのね。
まだ始まったばかりの大会、少しずつでも運営が改善されていくといいですね。
(来年も前泊できれば参加するかも)

魔のラスト5km・・・つらい、痛いと思う合間に考えていたことは、
「こんなにつらいのに、また次、フルマラソン走ろうって思えるのだろうか?」。
走り終わってみると・・・
「次はこう走ろう!ここをもっと鍛えてみよう!もっと走り込んで力をつけよう!」
などと思っている自分がいました。
恐るべし脳内麻薬。
レース前には、「完走したら自分の中で何かが変わるかな?」とちょっと期待していたのですが、終わってみると・・・あまり変わりませんでした。
私にとっては大事件だったけど、会場に行けばフル走る人が女性だけでも1500人もいるのを見て、それほど特別なことだと思えなくなっちゃったからかもしれない。
でも、これまでヘタレ・スチャラカに生きてきた私が、本当につらくて足が痛くて1歩進めるだけで泣きたいくらいでも、「歩かず走る!」と決めて最後まで頑張れたことは、ちょっとだけ誇らしい気持ちがあります。
これからも、膝などを故障したりしなければ、最後まで歩かず走る、という目標は掲げていきたいと思います。
最後に、手元の時計でのラップタイムの記録を。(20km表示は見落とし)
スタートまでのロスタイム 7分01秒
スタート~5km 33分17秒 6分39秒/1km
5~10km 36分15秒 7分15秒/1km
10~15km 35分44秒 7分09秒/1km
15~25km 70分12秒 7分01秒/1km
25~30km 36分25秒 7分17秒/1km
30~35km 37分43秒 7分33秒/1km ←つらくなってきた
35~40km 38分28秒 7分42秒/1km ←すごくつらい
40~ゴール 16分04秒 7分19秒/1km ←ラストスパート!
正式なグロス・ネットタイムも発表されました。
グロスタイム 5時間11分37秒
ネットタイム 5時間04分15秒
種目別順位 1056/1468
総合順位 7659/9710