そして案の定、途中で下車したおっさんは、その「ゼッタイに誰も手に取ろうと思わない状態」の、「ほとんどゴミ」と化した新聞を、網棚にポイと放り投げていきやがった。
新聞をキチンと畳むこと。これはもう、私の業だ。
初めてお勤めした会社(某財閥系大企業)の総務部で私に課せられた任務のひとつに「書庫に各社新聞を常に数ヶ月分保管しておくこと」であり(今考えるとすごい無駄)、毎日毎日、部長からヒラまで回し読んだ新聞をキチンと折り目を揃えて畳み直すのが重要な作業であったのだ。(書いていて情けない)
入社当時、新聞の夢ばっかり見たっけなあ・・。

新聞をゴミ扱いしたおっさんへの怒りを忘れるべく、今日はホカホカお鍋にした。土手鍋。豆腐を一列に並べて境界線を作り、私は牡蠣、タッチーは鱈を。明日は残りでうどんだ。
あー幸せ。

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