9日(土)はミロのトリミング。
いっぺんにやるとミロも私も大変なので、この日は背中のストリッピングだけ。
テーブルには載せず、床に座り、足の間に寝そべらせてTV見ながら2時間抜き抜き。
10日(日)、どこまで堕ち続けるか横浜FC。
2日(土)のあと、5日(火祝)アウェーでも負け、そしてこの日のホームゲームでも・・・負けました。もう、止め処ないね。
去年6月以来、ホームゲーム17戦連続白星なし、というJ2ワースト記録を樹立してしまいましたですよ。
得点結果は2-1、それも栃木の2点目はカズのオウンゴール。
あわや、栃木のシュート数「1」なのに得点「2」という珍記録になるところでした。(後にシュート数「2」に訂正)
内容は悪くなかったんだけどなあ。次節に期待!
でもって、11日(月)夜はTRCの座学でした。
(TRCについては、他の参加者の方からこのブログを見つけられないほうが気楽・・と思っているので、なんとなく伏字にしているわけ)

講師の岩本さんによる、タメになるお話の数々、一生懸命メモしてきたので、自分のためにまとめておきます。
帰りがけに、岩本さんが最近出された本「あなたも3時間30分が切れる」(定価1470円)を特価1000円!でゲットし読んだところ、この日聞いたお話がほぼ全部載ってましたが・・それにしても、かなり驚きの内容でした。
この日のテーマは
(1)フォームについて
(2)ランナー体質について
(3)夏のランニングについて でした。

(1)フォーム
早く長く楽に、そして美脚になる走り方。ポイントはふたつ。
・筋肉は必要なところに必要なだけしかつかない。
・大きな仕事は大きな筋肉にさせよう。
そのためには、
①腰の位置を高く=骨盤を前傾させる。
「骨盤を前傾」というのは私もわかるようになりました。
②脚の裏側(太ももの裏やお尻)の筋肉を使って走ること。
ふくらはぎを使わず、足首を使わず(曲げず、捻らず)、
背後を走る人にシューズの裏を見せないで走るイメージで。
(2)ランナー体質について
日常的にランニングをしている人の体質変化は
・体内に貯蔵できる水分量が、一般より1.5ℓ多くなる。
・汗腺の使用率が高くなる。
・毛細血管の使用率が高くなる。
それにより、お肌しっとりつやつや、手もシワ少なくきれいになる。
発汗がよくなることで老廃物排出、汗腺もきれいに。
そして血流UPにより疲労物質の除去、酸素や養分の供給が行き渡るようになる。
走ることにより、見た目が若々しくなり、体力がつき、寝つきがよくなり、肩こり解消、便秘解消、冷え性解消、などメリットがたくさん。
そんなランナー体質になるには、
「3日以上連続して休まないこと」。これ重要。
(3)夏のランニングについて
このセミナーの前日に行われた市民駅伝では、コース上の気温が39℃くらいまで上がり、ものすごい人数のランナーが熱中症で緊急搬送となり、意識不明なままの人もいるらしい。
そのような事態が誰にでも起こりえる、状況によっては危険なスポーツであることを肝に銘ずるべし。
ランニング中の脱水症状のメカニズムは、極度の発汗により塩分とナトリウムが失われ、体内にカリウムばかりが残ることによるカリウム過多となり、心臓などの不随意筋を麻痺させてしまうというものなので、補給食としてバナナ(カリウムの塊のようなもの)ばかりを摂るのは危険。
また、「ナトリウム不足=塩を摂れ!」が定説となっているが、塩を直接摂ることは胃粘膜を痛めてしまう(魚のぬめりを塩で取るようなもの!)のでNG。
失われたナトリウムなどはスポーツドリンクに十分含まれているので、スポーツドリンクで補給すべし!!
水分補給のタイミングは先手先手で。
喉の渇きを感じるのは、身体に水分補給が必要となった30分後である!
そして、飲んだ水分を胃は1分間に5ccしか吸収できないので、150ccを吸収するのに30分もかかってしまうのである!
そこで、まず走る前にしっかり水分を摂っておくこと。
また、効率よい給水の裏技として「冷たいドリンクを飲む」。
冷たいものだと胃を通過して、小腸が胃より効率よく吸収してくれるとのこと。
夏場のランニングにサングラスは有効。
また、バンダナなどを濡らして首に巻き、首筋を冷やすことも大変有効。
暑いときはスポーツクラブも活用すべし。トレッドミルは傾斜はつけず、30分くらいでもOK。追加にステッパーを、かかとを浮かさずに1分ごとに負荷をあげていって10~15分とか、プールで水中歩行(足首の角度を変えず足裏全体をつけるようにして)なども◎。
とにかく夏場には走力UPは目指さず、体力維持につとめること。
距離やスピードにこだわらず、運動時間で考えること。
月間走行距離にとらわれないこと!

(4)質疑応答
・故障で長期間走れないときはどうすれば?
→体重を増やさないように気をつけるくらいで、あとは「走っているときにはできないこと(ex.料理を習うとか座禅を組むとか!)」などをして過ごしては?それより注意すべきは、走れるようになったときに新たにケガをしないように、徐々に筋力をつけていくように気をつけること。
・肩と骨盤を回してスピードに乗って走れるのだが、呼吸が苦しくなる。
→「心肺機能がダメ」なのではなく、「脚が強い」のだとポジティブに考えて、徐々に心肺機能を鍛えましょう。
・風邪が治りにくいのですが・・・(私)
→「頷いている人多いでしょ、ボクもそうなんです」と岩本さん。ある程度は仕方がない・・・うがいをする、湿度を保つ、あとは、「にんにくのはちみつ漬け」を作り、痛む喉に垂らすと効く~などのお話が。
などなど・・
そして、一般的なランニングのセオリーと異なる驚きの「岩本流」。
①かかとから着地しない。
かかとから着地するのは推進力を妨げる行為。メタボ対策などで軽くジョギングする程度ならかかと着地は故障しにくい安全な走り方であるが、「早く長く楽に、そして美脚に」走るなら、骨盤を前傾させて足裏はフラットに着地すべし。
②初心者こそ薄底シューズを
衝撃吸収に一般的に勧められる厚底のランニングシューズは重いので、蹴り上げたときにぶれて、膝をねじり、痛める原因になる。
また、着地の際も厚みにより不安定になるので膝がねじれる。
・・・これは、感覚的にはわかるけど、この「初心者」という表現が難しいかも。
いずれにしても、今のシューズがダメになったときはもう少し薄いのを履いてみるつもりではあります。
来週は実走、いよいよ皇居デビュウです。ちょっと緊張・・・。

(おまけ:京 ちゃんトコのチビチビの動画に釘付けのミロ軍曹)