前エントリーを読むと、最初っから最後まで、楽しくてらくちーんなレースだったみたいですね。
人間の脳って恐ろしい。
そう、いつもと同じく、15kmくらいから40kmくらいまでは(っていうことはレースの半分以上の時間)、本当に疲れてつらくて苦しくて、あちこちが痛くて(足の裏、膝、腿、ふくらはぎ、肩etc….)、給水も摂りたくないくらい気持ち悪くなったり、この先あと何kmも走るなんてうんざりだとか、このレースが終わってからも走るなんて2000%ありえない、とかネガティブ脳どっぷりな状態で走っていました。
でも、やっぱり、終わってしまうと「楽しかった!」というコトバが出てきてしまう。
これはチーム10の記者発表会でも言ったこと。
悪いオトコに騙されて泣いても、すぐに忘れて楽しかった思い出だけを胸にまた次の悪いオトコに恋をする、だめんずウォーカー健在のようです。

さて、ゴール直後。
吉澤さんにラジオ番組のためのインタビューをされるも、何を答えたかまったく覚えていない・・・

先にゴールした向井さん・岡ちゃん・saoちゃん・綾子ちゃん・ニシさん・金ちゃんが、そのまま待っていて迎えてくれたのが嬉しかった~!!
ヨロヨロしながら計測チップを外し、完走Tシャツとメダルを受け取って、タカちゃんと相澤さんを待つ間に記念撮影~。

オペラハウス前の広場はきれいな石畳で、日差しの中、座り込んでストレッチしたり水を飲んだりして身体を休めながら待っていると、タカちゃん涙・涙のゴール!

ネットタイム5時間21分57秒、初マラソンで立派、立派!!
更に待つ私たち。
日差しが少し翳って寒くなってきた頃・・・相澤さんは魂の走りをしていた!!
写真撮影の任務で帯同していたファイテンのマルちゃんが撮った写真を見て、感動してしまったので、ここからは相澤さんのラストの激闘をお送りします。
チーム10メンバー皆それぞれに、本番に向けて本当に全力で練習を積んでいたと思うのですが、最もつらい・キツい状況で本番を迎えたのは、相澤さんではなかったのかと。
運動からしばらく離れていたメタボと自認していた相澤さん、この4ヶ月で身体を絞り鍛え、10kgの減量に成功したのですが、本番2週間前に練習中にまさかの捻挫!
その傷を抱えながらの42.195kmだったのであります。

33km地点から、ファイテンの中村さんが励ましながら伴走。

35kmからは、相澤さんより後ろのランナーは全てタイムアウトでバスに収容され、相澤さんも、一瞬でも歩いたり立ち止まったりしたらそこでゲームオーバー・収容!と言い渡されながらの激走だったとのこと。

Qちゃんが迎えにきてくれて、ゴールまで伴走!

よっすぃ~も合流して、両手に美女で最後の力を振り絞る相澤さんの背後で、ずっと見守り続け(監視し続け?)てくれた自転車スタッフが。

ようやく見えたゴールゲートの向こうに、相澤さんを待ち続けた私たちの姿は見えたかな?

最後のランナーまで待ち続けてくれた観客に見守られて・・・

両手に花の豪華な劇的なゴール!!

ガッツポーズの相澤さんの背後で、タイムを刻んできたゴールゲートの時計が「End」表示に。

Qちゃんと熱い抱擁。

ゴールを待ち続けた綾ちゃん・金ちゃんと熱い握手。

ずっと背後についていた自転車スタッフのお兄ちゃんと握手。

シドニーマラソン民間親善大使チーム10、全員無事完走できました!!

シドニーマラソン日本事務局の寺本さん、NSW州政府観光局の金平さん、帯同してくださった鹿島さん、カトちゃん、中村さん、クロちゃん、マルちゃんと、

全員揃ったところで、預けた荷物を受け取ってリカバリーエリアのJTBテントへ。
芝生広場で、あつあつのカレーとトン汁をいただいて、Qちゃんも一緒に、皆で寛ぐ。

カレー!!!いやー食べるの、何ヶ月ぶりだろう?!(太るから)
おいしかったああああ!!!
一休みしたところで、ゆっくり歩いてホテルに戻り、日本から持参した入浴剤バブ(バラの香り)を入れたお風呂に浸かって疲れを癒してから、オシャレして、ウォーターフロントのステキなイタリアンのお店2階のパーティールームで完走パーティです。

ひとりずつご挨拶。

Qちゃんから「相澤さんが完走できなかったらこのパーティも微妙な雰囲気になったと思うと・・・よかった!」というお話があり、改めて嬉しいやらホッとするやら。

お店の前で、オペラハウスをバックにチーム10、ガッツポーズ。
これは、5月の記者発表会と同じ並び方で。

ね?それぞれに、いい4ヶ月を過ごした表情をしてるな~と思います。

この企画に関わってくだった方全員での、最後の集合写真。

Qちゃんに、完走メダルにサインしてもらっちゃった~♪お宝!

Qちゃんや吉澤さんたちと別れたあと、メンバーでもう1軒!
「まごしど」でこれもチェックしてあった、ステーキハウス「フィリップス・フット」を予約しておいてくれたんでーす!

注文した生のお肉を受け取り、奥のグリルで自分で焼いて食べるシステムのお店。
若い人たちがワイワイと焼いてきてくれました~ありがとう~。
ボリュームたっぷりのオージービーフ、柔らかくてジューシーで美味しかった☆

そしてもう1軒、どこだかわからないビヤパブ(酔)。
ここも店内のカウンターで各自お酒を買って、奥の中庭の席で飲むシステム。
タッチー張り切って、私のぶんもお酒買いに行ってくれた!えらい!!
今まではフル走った後は熱が出たりぐったりしちゃって、一晩寝ないとまともに動けなかったのに、今回はタイム10分縮めただけでない肉体的な進歩がありました。
Qちゃんに「うめうらさんはレース中もゴール前でも元気で、ゴールするときもすごいダッシュでついていけないくらいだった!」と言われたけれど、楽しい夜のために余力を残したおいたんですね??>私
深夜お開きになるまで、本当に楽しい宵でした。
レース翌日につづく・・・