シドニー最後の朝・・・みんなは往路と同じ香港経由キャセイ7:35の飛行機に乗るべく、4:40ホテルロビーに集合。
私達がエアーズロックに向けて出発するのは9:30だけど、寂しいので一緒に空港に行くことにして、4泊お世話になったシーベルのお部屋を出る。
4:30にはメンバーぼちぼち集合。
部屋で飲んだメンバーは、寝たら起きられないし!とそのまま完徹と言っていた・・・(若い!)
添乗員のNさんがなかなか現れないので、各自フロントでチェックアウトを済ませ、迎えにきたバスに荷物を積み込み・・それでもNさん現れず、saoちゃんと4:50内線電話をかけてみたら・・・
「いいいまなんじですかっ・・?」
と電話に出たっっ!!!(驚)
どうやら、徹夜組と一緒に飲んでいて、部屋に戻ってつい寝てしまったらしい(呆)
最終日、集合時間を寝過ごす添乗員ってどうよ?
おいてっちゃおうぜーー!!と言いながらも待っててあげる優しいメンバー。
やれやれNさん。
初日に成田で、集合写真にちゃっかり入ってるあたりからちょっと・・と思っていたけど(普通、写真撮ってくれるんでわ?)。
そんなこんなでホテルを出発し、まだ真っ暗なロックスの街、シティなどを通って、3シスターズを拾って、バスは空港へ。
シドニー空港は国内線と国際線、ターミナルが徒歩では移動できないくらい離れているので、私達だけ先に国内線ターミナルで降ろしてもらう。
去っていくバスに手を振りながら、なんか寂しくて泣きそうだった~・・・・・
ところで、帰国してから知ったのですが、この後他のメンバー、予定の飛行機が香港に台風襲来のため欠航になり、13時間シドニー空港で足止めというハメになったんだって!!
長い待ち時間も皆でワイワイと結構楽しかったみたいだけど、これがNさん名誉挽回の最終チャンスになったことを祈る・・・。
さて私達。
ここから、全く海外旅行慣れしていない私達がいよいよ単独行動となります。

朝5時半の空港。と、とりあえずチェックインしなければ・・・と案内係のおねーさんにEチケットを見せると、チェックインマシンで自分でやってね、と言われる。
上の写真の赤い機械です。
タッチーとあーだこーだ言い合いながら、なんとかチェックイン成功!

9:30の飛行機まで時間があるので、朝食をとることに。
ターキーとポテトのラップ、だったかな?こういうのが、新鮮な野菜もたっぷりで、ぱさぱさしてなくて、実に美味しかった。

9:30カンタスQF728で約3時間40分、エアーズロック空港に到着(途中でたしか、揚げパンみたいなのが出た)。
シドニーと時差があるので、0.5時間戻して、12:40です。

ここからは、エアーズロック観光の大手AAT Kingsによる完全日本語ガイドつき3日間ツアーにお世話になります。
空港から、AAT Kingsの日本語スタッフがお出迎え、まず預けたスーツケースに破損などないか確認するよう促される。
私達は大丈夫だったけど、「割れてる!」っていう人が2人いた!!
さて、ウルルでの1日目はカタ・ジュタとウルル サンセットツアーです。
一旦ホテルに寄って荷物を降ろし、この日必要なものだけ出して、カタ・ジュタに出発です。

「カタ・ジュタ」とはアボリジニの言葉で「多くの頭」という意味だそう。
ところで、ツアーでは必ず、飲み水を携帯するよう注意されます。3時間のトレッキングでは、一人1.5リットル以上の水を持っていることを確認されます。
このあたりはものすごく乾燥していて、歩きながら汗をかいていることに気づかず、脱水症状による事故がとても多いかららしい。
ちなみにホテルのフロントで500mlのペットボトルがA$3.5(300円くらい)、高っっ!!

「風の谷」と呼ばれる散策コースを歩く。
たぶん、この奥行きは写真では伝わらない。

この高さも、伝わらないだろうなあ。

足元を見ながら歩くと、こんな可愛いトカゲくんがいます。8cmくらいかな。

ここは「風の谷のナウシカ」のモデルになった場所という噂もあるが(違うらしい)、たしかに「王蟲」に似ている。

特に意味のないポーズ。

続いて、夕日に染まるウルルを見るために移動。
スパークリングワインと軽食をいただきながら、ウルルに乾杯~~♪
左のグラスの上にはぽつんと月が。

日没後はバーベキュー場に移動。
ステーキ、ウィンナー、カンガルーステーキ、サラダ、パスタなど。
ちょっと闇鍋状態だったけど美味しかったよ。

食事が一段落したら、ガイドさんの説明で星空観賞。南十字星、初めて見た!
スパークリングワインをたっぷり頂き、いい気分でホテルへ。
エアーズロック・リゾートには4軒のホテルとキャンプ場やロッジなどがありますが、私達がお世話になったのは、「アウトバック・パイオニア・ホテル」。
お部屋はこんなかんじ。

なぜここにしたかというと、一番お手頃ということに加え「ボトルショップがあるから」。
ボトルショップ&バーの他に、軽食や、肉を買って自分で焼くバーベキューハウスもあるけれど、今回は利用する機会ありませんでした。
9月22日(水)
ウルル2日目。またもや超~~早起き、夜明け前の5:05にロビー集合。

今日は、エアーズロックに2泊以上する人しか行けない、キングス・キャニオンに。
荒野の中の道をひた走るうち、夜が明けてきました。

7:00、キングス・クリーク牧場というところで朝食。
このツアーは本当に親切で、バスの中で日本語の朝食メニューを配ってくれる。
カウンターで注文して、

食堂に行くとお兄さんたちが作ってくれる。

牧場にはわんこが!!

この子はちょっとおデブちゃんで、背中に「DON'T FEED ME」と書いてある(笑)。

この子は犬嫌いの人は怖いんじゃ・・と思うくらい大きくてコワモテなんだけど、シッポ振って寄ってきてくれて、可愛いの♪
みんなサラサラととても清潔でキレイにしてました。

ベーコンと卵のサンドイッチ。A$7(590円くらい)、高っっ!(汗)だけど、めちゃくちゃ美味しかった。

8:30、エアーズロック・リゾートから300km、ようやくキングス・キャニオンのトレッキングコース入口に着きました。
5.5㎞、3~3時間半のコースです。
いきなりこんな急な石段を一気に登ります。

このコースは、景観を損なわないような形で、うまく足元の石が固定されているので、見た目よりは歩きやすい。

半分くらい登った。

いいお天気。すさまじい紫外線!!

上まで登りきると、あっというまにこんな景色!!

こんな乾いた場所でも、花が咲いている。

ここから、まるで火星みたいな(行ったことないけど)不思議な景観のなかを歩く。

あまりに広大で距離感が狂っているので恐怖心がないけど、危険は危険らしい・・・

1.5m先の足元は絶壁。
これらの岩は水が沁み込みやすく、ゆっくり蓄えられた水が渓谷の奥のほうで、涸れない泉となっている。「エデンの園」。

ここは本当に地球だろうか。

絶壁の上。
距離感がまったくわからない。

この対岸の出っ張ったところが、「セカチュー」ドラマで山田孝之くんが彼女の遺灰を撒くシーンのロケ地だそう。
この映像はすごくきれい。5分すぎあたりがここ。
対岸は実は、いつ崩れるかわからない状態なので、AAT Kingsのツアーでは立ち入り禁止にしているそう。
山田くんはきっと知らなかっただろう。

落ちたらどうする。

気軽に座ってるけど、足元はね・・・

こうやって見るとよく座れたなと。

こんな荒れ地でも、花は咲いています。
これは、花弁が触るとカサカサと紙のように乾いたふしぎな花。

これはアボリジニの言葉で「何の役にも立たない」という名前のついた花。そんな~。

11時半、トレッキング終了。
国立公園のため、わんこNGの看板。

12:00、キングス・キャニオンリゾート内のオーク・カフェでランチ。
タッチーはステーキA$19.50、私はスモークサーモンサラダ同じくA$19.50。そして、ビール!!
このあと、トイレ休憩をとりながらバスは再び300㎞ひた走り、17時ようやくエアーズロック・リゾートに戻りました。
ウルル最終日も朝がメチャ早いので、夕食は軽く適当に済ませて、早々に就寝。