震災から5日たちました。
みなさん、元気で過ごしてますか?
昨夜の地震はまた、怖い思いをしましたね。
ミロ軍曹もピー・・・と一声泣いてました。
この5日間で思ったことをいろいろ、書いておこうと思います。

*募金について
糸井重里さんが「寄付に関して書いた6つのツイート」で書かれている、「じぶんひとりを3日雇えるくらいのお金」にあぐりー。
それにプラスして、「あコレちょっと欲しいな」と思ったときに、必須じゃないし今回はガマンしとくか、とそのぶんをチャリンとハコに入れる、ってのもステキだと思います。
*節電について
不要な照明を切る・暖房器具を切って室内でもダウン着用&靴下2枚重ね、だけじゃなくて、待機電力を徹底追放!です。
テレビ裏とPC周りの電気配線のカオスを整理して、PC周りはひとつずつスイッチ切れるタップだったので、プラグに「うめPC」とか「外付けHD」とラベルをつけ、不要なものは都度ぱちんとOFF。
テレビ裏も1本ずつ何のプラグか確認してラベルをつけ、ほとんど使わないVTRデッキ、サウンドシステム、プレステなどのプラグを抜き、他のものも外出時はFAX(留守電)以外は全部コンセントから抜くようにした。
タイマー機能が重要なDVDデッキも、デジタル放送受信していれば、抜いても自動的に時計合わせしてくれるみたいなので安心。
「以前からわかってはいても手付かずだったこと」だったので、気分もスッキリ。
ここまでやると、これからの電気代がどれだけ節約できるかもちょっと楽しみ(電気代値上げにならなければ、だけど。値上げもやむなしとは思っている)。
もしぐぐっと節約できてたら、そのぶんを募金するのもいいな、と思っています。
また、西のほうの方々は節電しても送電できないらしいのですが、「節電で浮いた金額を募金」という参加の仕方もありますよ~。
(追記)
「ヤシマ作戦」という表現をやめました。
活動としては大変素晴らしいと思いますが、「節電は被災地に電力を送るため」という印象を与えがちなので。
当初、私もそう思っていましたが、「発電所が被災して電力が足りなくなった自分たちのためにしているだけ」という事実、そして、福島原発のせいで福島の方々が被曝や避難などで大変なのに、その原発は関東(東京電力)のためのもので、現地(東北電力)のためではない、という事実を知り、私たちは謙虚に節電を行い、大規模突発停電などに陥って、復興に忙しい国の迷惑にならないようにするだけだと思っています。

*水について
ウチは今のところ計画停電エリアに入っていないので、停電断水に備えて鍋やかんを満たした水は全ていったん使いきりました。
問題はお風呂になみなみとはったトイレ用の水。
ウチのお風呂は追い焚きができない(できなくはないがムダが多い)ので、使わないとお風呂に入れない。
で、せっせとトイレに使用しています。
トイレの外にバケツ1杯置いておき、使用後流す→浴室(結構離れている)に行き、バケツを満たし、トイレ外に置く。
ちょっとだけ面倒だけど、こういうことにも慣れておくのって無駄じゃないと思う。
寒くなるようなので、明日はお風呂に入れるといいなあ。
*シャトルシェフ
ウチはオール電化なので調理も電気。
節電決行中としては、煮込み料理など気が引けます。
で、以前から気になっていたシャトルシェフ、買っちゃいました。
煮込み時間がぐっと短くて済むから節電になるし、節電強化の18-20時のあいだでも保温調理ができる。
こういう消費はアリだと思うのですが。
*「不謹慎」について
昨日からしきりに「不謹慎」という言葉を考えています。
きっと多くの人が考えていると思う。
被災しなかった私は、節電をし、募金をし、さらに募金できるように元気に働き、必要と思うことにはお金を使って経済を回し、不必要に暗くなったり罪悪感を感じることなく、人生を楽しみ、普通の日常を送りたい。
楽しい外出や趣味を控えたり、テレビ見て笑うことをやめたり、罪悪感を感じても、被災した人たちにも、今の現状にも、なんのプラスにもならないと思うんです。
(もちろん、交通機関混乱時の不要な外出などは別)
「『不謹慎』とは何か。」あぐりー。

いろいろ書きましたが、現時点において、被災していない私たちが被災地のためにできることは
・ 募金する
・ 節電する
・ 元気ですごす
あとは、とにかく冷静に、自分の面倒は自分できちんとみること。
助け合い、笑い合う余裕を忘れないこと。
昨日の帰り、ぎゅうぎゅう詰めの電車に赤ちゃんを抱き荷物満載のベビーカーを押したおかあさんが乗っていたんです。
人間だけがぎゅうぎゅうならそれなりに体勢が安定するけれど、足元にベビーカーがあり後ろから押されると身体が支えられずすごく危なくて怖かった。
けれど、ベビーカーの周囲の4~5人、皆で身体を張って乗降客の圧力からベビーカーと赤ちゃんを守り、泣く赤ちゃんと申し訳ながるおかあさんに笑顔でだいじょうぶよ~!と声をかけ、彼らが降りるときには「ベビーカー降ります!」と声を張りました。
こんなちょっとしたことが、今、日本中でおきているんだと思う。
りきまず、息長く、がんばろうっと。