
ゴール後、念願の完走メダルを首にかけてもらい、ヨロヨロと邪魔にならない場所に移動して、駐車場の車止めのようなものに腰をおろし、シューズから計測チップを外していると、タッチー、草山さんとみんながきてくれた。
私よりちょっと早くにゴールしたチーム10長老・ニシさんとも合流し、健闘をたたえあい、先にゴールしたみなさんをさんざんお待たせしていたので、着替えに。
(もちろん立ち上がるときには手を引っ張り上げてもらった)
スタート前と中間レストで預けた青・赤袋を受け取り、女子更衣室で簡単に着替え、買っておいた豆乳とヴァーム、ファイテンのバレニンなどをがんがん飲んで、皆とともにフィニッシュ会場を後にしました。
ゴール後にお弁当などの引換券をもらったのだけど、すごく並んでいたので断念。
草山さんたちは元気いっぱいで、前日下見しておいた焼肉屋さんで打ち上げに行くことになっていたのだけど、案の定私はその元気なく・・・打ち上げはパス。
レース中のあれこれを皆と話しながら、途中、キツネくんに遭遇したりしながら、ホテル着。
よろよろと部屋に戻り、まずはお風呂。
サンルートは人工温泉の大浴場があるので、本当に助かった。
風呂イスに座る/立ち上がるのが苦行であったけれど、何度も湯船→水シャワーを繰り返し、ストレッチしたりして、ケアに努めました。
夕食はタッチーにコンビニであれこれ買ってきてもらい、2人でささやかに部屋で祝杯。
でも、ビールも食べ物も、休み休みちょっぴりずつしか食べられず、身体や脚も痛くてだるくて眠れず、ウトウトして目が覚めては少し食べ飲み、またウトウト・・という夜を過ごしたのでありました。
翌朝、朝食後に、動いたほうが回復が早いという草山さんのアドバイスで散歩に出てみたものの、左足首が筋肉痛と違う痛み&腫れで断念。
北海道観光する時間なしで昼過ぎには飛行機で帰京。

(レース中もあちこちで咲いていた野生のルピナス。きれいだったけど、外来種で問題になっているらしい)
翌日から仕事・・・でもかつてないほどの筋肉痛で、とにかくイスに座ったり立ったりがダメ、歩くのもよちよちの状態で、筋肉痛が抜けるまで10日かかり。
それでも故障しなかっただけエライ、私の身体。
ダメージが完全に抜けたな、と思ったのは1カ月後でした。
恐るべし、100㎞。
さて、めでたく完走できたのは、足りない走歴・走力・体力を補うために補給や情報の装備に努めたおかげではと思っています。
その話。
(装備編)
ウェアは、ファイントラックのスキンメッシュシャツを着てその上からアシックスの肩バランスブラトップ、そしてTシャツ。
ボトムはアシックスのランニングニータイツにCEPのゲイター、Tabioの5本指ソックス。
シューズはアシックスのNewYork、サイズ25.5cm。インソールはランデザインでウルトラ用を新調。
ショートパンツはポケットのたくさんついたもの。
防寒・防暑対策でアームカバーとBUFFと手袋。
ウエストポーチはモンベルのクロスランナーポーチM。これ、生地が柔らかく伸縮なのでかなり入るしフィット感◎。ポケットや仕切りもあって使いやすい。
ポーチの中には、モンベルの薄手ジャケットとビニールポンチョ、ヴァームダイレクト、ヴェスパハイパー、ショッツ3本入れたフラスク、塩熱サプリ、ヴェスパオーガニック(携行食)、胃薬、鎮痛剤、芍薬甘草湯、絆創膏、日焼け止め、小銭、レジ袋、ティッシュ、ケイタイなど。
そして、ラップ表。関門時刻、ポイント通過予定時刻、エイド箇所などの表を作り、濡れてもいいようジップロックに入れてポケットに入れていた。

装備はこれでほぼ万全・・・タイメックスのランニングウォッチが30ラップしかとれず、ラストのワッカでの1㎞ごとにチェックしたラップの記録が残っていなかったことを除いては!(ガミ子は充電池が8時間しかもたないのでダメ)
30ラップで足りない日がくるとは思いませんでした・・・・
それから、タイツとゲイターの間に日焼け止めが足りず、膝裏にクッキリ線がついてしまったことも痛恨。
(補給編)
3ヶ所に預けたスペシャルは100均のシェイカーボトル(目印つき)にプロテインとショッツ2本とごみ袋(これ重要)。水150ccくらいでシェイクして飲んだ。

レストでピックアップしたのは後半用のサプリ、ショッツボトル、ヴェスパオーガニック、OS-1ゼリー。他に長袖着替え、ラップ表の予備(落としたときのため)、日焼け止めなども預けておいたが使わず。
スポドリではなく水を飲むときは、代わりに塩熱サプリ摂取で、最後まで胃も大丈夫だし脱水にもならなかった。
サプリとジェルは、おおむね10㎞おきか1時間おきに摂れていた模様。
小技としては、プロテインや塩熱サプリを入れたジップロックが開けやすいように、口の片側を少し切り取っておいたり、ヴァームなどの小袋の角を丸くカットしておいたり。
ヴァームなどのサプリはポーチの脇ポケットに入れ、エイドの手前で走りながら取り出してスタンバイしておけば、エイドで足を止める時間がぐっと短くなる。
暑さ対策にはとにかく、かぶり水に助けられた!靴濡れるのも気にしないこと。ポーチなども、濡れることを想定しておくこと。
装備と補給がほぼパーフェクトだったのが勝因だったなあ、と、書いていてしみじみ思う。
大きな故障もせず、マメもできず、無事に生きてゴールすることができた。左足首が腫れあがったのと、小指の爪が黒くなったくらい。
走っていて出てくる脚の重さや痛みは、ショッツ(パワージェル)やヴァームを摂るとスッと抜けることがあった。ガス欠が痛みになるということ。
改善点としてはOS-1ゼリーをスペシャルに仕込んでおけばよかった、ということぐらい。ポケットに入れて走りながらちびちび飲める。お腹も冷えないし、トイレの回数も減らせるはず。
あと、トイレは計画的に。焦って、並んでいるトイレに行かないように。
お腹が冷えたとき用に、ポーチに「ストッパ」も入れておくと安心かもしれない・・・
おしまい!!
スプリット ラップ 通過時刻
Start 00:01:37 05:01:37
10k 01:12:37 1:11:00 06:12:37
20k 02:16:36 1:03:59 07:16:36
30k 03:26:31 1:09:55 08:26:31
40k 04:36:59 1:10:28 09:36:59
50k 05:51:16 1:14:17 10:51:16
60k 07:15:16 1:24:00 12:15:16
70k 08:36:50 1:21:34 13:36:50
80k 09:58:05 1:21:15 14:58:05
90k 11:20:35 1:22:30 16:20:35
Finish 12:49:02 1:28:27 17:49:02
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