
今年に入って、食べたゴハンを何時間もたって未消化のままケポッと吐き戻したり咳き込んだりするようになり、いったんはステロイドと抗生剤で治まったものの1か月もたたずにまた吐き戻し、咳、喉に痰がからみ、そして黄色く硬い鼻水。

(12月には葉山に行って楽しかったのに)
2014年春に脳梗塞になり頭部の左側や食道が麻痺してしまったことで、食べ物が胃まで送られず残り炎症が起きてしまっているとのこと、投薬で一進一退しながら徐々に悪化していき、先日2/14、ぐったりしてお水も飲めない状態に。
病院に駆け込むと、血液検査の肝機能、腎機能、貧血、炎症、いろいろな値がめちゃくちゃになってしまっていました。
これという病名がつくものでなく、多臓器不全、といえるような状態と宣告されました。

(1か月前、久しぶりにサッカーしたりしたのに)
ただ、この日もミロは呼吸もさほど荒くなく、苦痛や痛みもなく、穏やかで落ち着いていて、ただぐんにゃりしている様子であったのが救いでした。
お水も飲めないのは苦しくなってしまうかもしれないので、皮下補液と投薬の代わりの注射をしていただいて、帰宅したところ、数時間ぐっすりと眠った後起きてきて、勧めたゴハンを食べてくれました!
それから2日、超低空飛行ながら、食べやすいよう工夫したゴハンを不自由しながら一生懸命食べ、お水を飲み、外に連れ出せばちゃんとオシッコし、穏やかに過ごせています。
一時、吐きまくっていたときは一緒に寝るのは無理かと思ったのですが、夜になると寝室のベッドに自分でトコトコ歩いていき、自分の枕をして、ズビズビ寝返りを打ちながらも私たちとひとつのベッドで一緒に眠れています。
この時間が、今、ほんとうに幸せです。

夏から秋を元気に駆け抜け、活発に過ごすことで麻痺による誤嚥も防げるだろうとがんばってきましたが、寒くなって朝の公園ゴハンが無理になり、芝も凍る氷点下では朝練も身体に悪いだろうと、公園にあまり行けなくなって、やはり一気にダメになってしまいました。

(2月9日、寒かったけどまだ元気だった)
工夫しがんばっても必要十分な量のゴハンを食べるのが難しく、これからどのくらい、食べて・飲んで・排泄して穏やかに過ごせる時間が残されているかわからないけれど、最後まで全力で守ってあげたいと思っています。
ただ、仕事を休むわけにはどうしてもいかないので、どうか留守の間はがんばって待っていてほしい・・・。
「食べる」かどうかはミロの意思を尊重し、意欲があればサポートをするけれど、無理強いはしないつもりです。

(先週末の暖かい土曜日は久しぶりに公園ゴハンした!)
なるべく私たちもいままでどおりに穏やかに過ごし、1日でも1時間でも長く、平穏で静かな優しい時間を過ごせるようにしてあげたいです。
私のお世話を大人しく全て受け入れてくれてゆっくりと過ごしているミロは、ひたすら、可愛くいとおしいです。