3月18日早朝、ミロ、旅立ちました。
今年に入ってからの体調不良も、いろいろ治療をしたり原因がわかったりで、
徐々にこれから栄養もとれて体力もつき、
回復するのではと明るい見通しがたってきていたときでした。
前夜も変わった様子なく一緒にベッドに入り、夜中すこし寝場所を移動していましたが、
朝、布団の上で私の足にくっついてずいぶん気持ちよさそうに熟睡してるね、
と起こそうとしたら、息をしていませんでした。
呼吸困難や吐き気で苦しそうであれば気づいたはずなので、
眠ったまま、そのまま逝ってしまったようでした。

(2月17日)
かつてないくらい春を待ち望み、ようやく暖かくなってきたのに、
あまりに突然のことで、実感がわかなかったけれど
ミロが旅立った日は気持ちのよい快晴で。
翌日、お空に還っていく日は朝から雨だったけれど、
斎場に向かう頃には上がり、ミラクルだね!と言い合いながら、
ミロを抱っこして3人で、ひと気のない公園をゆっくりお散歩しました。

(2月28日)
今はまだ、ミロの不在があまりにつらいので、できるだけ考えないように、
家の中もすべてそのままで、ミロが変わらずいると思うことで、
なんとか日常生活を送っています。
最近あまり動き回らず寝床から視線だけ向けていることが多かったので、
そう思うことがそれほど難しくない。
生後2か月で我が家にきて、12年半、楽しいことばかりだったなあ。
1分でも1秒でも長く一緒にいたくて私が悪あがきしたのも、
全部受け入れて私に手当てをさせてくれて。
亡くなる前日の朝も、公園に行って、久しぶりに朝露でビショビショになりながら、
ご機嫌で歩いた。ちょっとだけどお弁当も食べた。

(3月6日)
ほんとうにミロは最初から最後まで、一生懸命生きた。最高にいい子でした。
いつかはおわりがくるとわかっていたので、
ミロと過ごす時間を何よりも優先して大切にしてきたから、
「~~してあげればよかった」という後悔はあまりないのだけれど、
それでも、ミロと一緒に過ごした時間たちは、
なんて完璧で幸せだったんだろう、と愕然とする。
もう2度と戻れないなんて。もう2度と逢えないなんて。
1週間たって、あの日々が、遠い遠い夢の中のことのように感じる瞬間もあります。
あぁ、でもまだちっとも受け入れられない。
少しずつ、楽しかった思い出をもう少し、また書きたいと思いますが
ひとまず、これにて。
ばいばい。

(3月16日)